ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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この文章を読むと、稀にウイルスに感染します(仮)日記。

先日、知り合いの元大学教授からメールが届き、そこにはこう書かれていた。 「さいきん訳の分からない不穏な内容のメールが大量に送られてくるのだけれど、なんだか不安で、どうしたらいいだろうか?」 その方はもう高齢と言っても差し支えない年齢で、お元…

孤独な怪物は友だちが欲しいだけ・・・、ジェイコブ・チェイス監督による短編ホラー『ラリー(原題:Larry)』

「孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友だちを作らないだけだよ。そんなことをしたってがっかりするだけだもの」 これは、とある有名な小説の中に出てくる主人公の言葉である。 知っている人は知っているだろうし、知らない人は知らないだろう、あたり…

外から悲鳴が聞こえる冬の夜は、ブルーノ・マーズとアデルが街をうろついている日記。

しまった、今日はウェブログに記事を書くのを忘れていた・・・。 そして、今からまともな記事をあげる心と体の余裕がない。 まあ、“まとも”な記事なんて、当ウェブログには元来ございませんゆえ、いまさらマトモもクソもヘビもカボチャもございませんことよ…

おウチで映画を観るためによ、安いプロジェクターが欲しいじゃねえか、コンチクショウ!の巻

ぼくは映画がそれなりに好きである。 それでまあ本来映画といえば映画館の大きなスクリーンで観てこそなのだけれど、毎日毎日映画館に足を運ぶわけにも行かないし、DVDやBlu-rayで持っている映画ソフトを何度も何度も観たい派なので、小さなモニタで観る機会…

ダン・シモンズ原作『ザ・テラー 極北の恐怖』が米国AMCの連続ドラマとして放送!リドリー・スコット製作による『ザ・テラー(原題:THE TERROR)』

アメリカのSFおよびホラー作家ダン・シモンズ(Dan Simmons)による小説『ザ・テラー 極北の恐怖』(The Terror)が、米国AMCの連続ドラマシリーズとして来年2018年3月26日から放送が予定されている。 ザ・テラー―極北の恐怖〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) 作者: …

木城ゆきと原作『銃夢』がハリウッドで実写映画化、ジェームズ・キャメロン製作・脚本、そしてロバート・ロドリゲス監督『アリタ:バトル・エンジェル(原題:Alita: Battle Angel)』

木城ゆきとによるSF漫画作品『銃夢』が、ジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)製作と脚本、そしてロバート・ロドリゲス(Robert Anthony Rodriguez)監督によってハリウッドで実写化されるようである。 銃夢(1) 作者: 木城ゆきと 出版社/メー…

13日ではない金曜日の、ノーマル日記。

きょうは朝食を食べるタイミングを逃してしまった。 ここ数年、基本的には昼食を食べない生活をしているので、朝食を逃すと夜まで何も食べないことになる。つまり約20時間くらいは、何も口にしないので、お腹が空いちゃう。 まあお腹が空いたら勝手に、たこ…

『グレムリン』愛好家必見のファンフィルム!ライアン・パトリック監督『グレムリンズ:リコール(原題:GREMLINS: RECALL)』

1984年に公開されたジョー・ダンテ(Joseph Domenick "Joe" Dante Junior)監督による『グレムリン』(Gremlins)、そして1990年に公開された同監督による続編『グレムリン2 新・種・誕・生』(Gremlins 2: The New Batch)に引き続くグレムリン・フランチャ…

ジョージ・A・ロメロ監督『死霊のえじき』のセカンドリメイク!ヘクトル・ヘルナンデス・ヴィッセンス監督『デイ・オブ・ザ・デッド:ブラッドライン(原題:Day of the Dead: Bloodline)』の予告編が公開!

今年2017年7月16日に惜しまれながらこの世を去ってしまったゾンビ映画王ジョージ・A・ロメロ(George Andrew Romero)監督の初期ゾンビ三部作のひとつ、『死霊のえじき』(Day of the Dead)のセカンドリメイクが近日公開されるという話題は、当ウェブログで…

精神異常のサンタが街にやってくる!ポール・タンター監督『ワンス・アポン・ア・タイム・アット・クリスマス(原題:Once Upon a Time at Christmas)』

2017年も残すところあとわずかとなり、なんだか知らないけれどこの時期になると、町中の至る所に変な飾りに塗れたモミの木が生えたり、赤いコートを身に纏ってズタ袋を引きずりデカイ鹿のような動物を散歩させている白ひげの老人を見かけるようになる。 俗に…

ブロディ×バンデラス×マルコヴィッチ、そして狂犬!スポール・ソレット監督『バレット・ヘッド(原題:Bullet Head)』

映画をチョイスする際に、あなたはどんな基準をもっているだろうか? ぼくはと言えば、えっとねえ、まあいろいろあるけれど、大きな要素だと監督とか、原作の小説なり漫画なり、あるいは同様のインスパイア元があって且つそのベースに興味がある作品とか、ホ…

恐怖のポラロイドカメラあるある!ジョーイ・グリーン監督『ポラロイド(原題:Polaroid)』

人間の肉眼では見えないけれど、カメラやビデオカメラには撮影されてしまう存在があるということをよく見たり聞いたりするけれど、実際に自分がそういうものを撮影した経験がないので、正直半信半疑ではある。 まあつまり俗に言う心霊写真とか心霊動画なんて…

アンデルセンにインスパイアされた騎士と尼僧の物語、マイケル・パンデューロ監督『ザ・サンケン・コンヴェント(原題:The Sunken Convent)』

デンマークの童話作家であり詩人ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の物語を読んだことがある方は多いに違いない。 『親指姫』(Tommelise)、『人魚姫』(Den lille Havfrue)、『裸の王様』(Kejserens nye klæder)、『みに…

予定は未定、今日はパラレルワールド日記。

ほぼ毎日毎日、大抵は同じような日々を過ごしてしまいがちな昨今、時にはまったく違う日を過ごしてみたいという、密かな野望がある。 だから今日は、夏休みの日課表一日限定バージョンのごとく、予定表を先生に提出する。 7:00 - 起床 7:20 - 朝食と見せかけ…

ニール・ブロムカンプ監督が放つ短編SF作品『アダム』の最新エピソード3が遂に公開!

ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)監督率いるオーツ・スタジオ(Oats Studios)が放つSF作品『アダム(原題:ADAM)』のエピソード3が遂に公開された。 ADAM Episode 3 is out now. What would you do, to be saved.... https://t.co/O3EJ0eEm2Q pic.t…

キボシ神社

前回の話:鬼の屍 『次はキボシ、キボシでございます。お降りの方はブザーでお知らせください。』 ぼくが座席の脇に設置されたブザーのボタンを押すと、運転手がバックミラー越しにぼくの方に目を向けた。 「お客さん、次で降りられますか?」 「あっ、はい…

クリスチャン・ネアーン出演のポスト・アポカリプスSF、リアム・ガーボ監督『バイオパンク(原題:BIOPUNK)』

SF映画の中には、現在よりも文明がさらに発展を遂げた近未来を描いたものが数多く存在するが、その対極としてのポスト・アポカリプス、つまり文明社会が崩壊した後の世界を描いているものもまた数多く存在する。 まあ作品によってはこの両軸を内包しているケ…

ジョージ・A・ロメロ監督『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の現代的リメイク、ロジャー・コナーズ監督『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド:リバース(原題:Night of the Living Dead: Rebirth)』

2017年もそろそろ暮れゆこうとしている昨今であるが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。 近年、大凡一般的な概念としての時間軸的感覚が希薄となりつつぼくではあるのだが、この2017年という時間の中での大きな出来事として、ジョージ・A・ロメロ(George An…

ダッシュして、転ぶ日記。

最近、本当に何もかも捨て去って、物も金も人もすべて捨て去って、まったく知らない土地で、日本じゃなくて外国とかで、あるいは地球外とかで、もうまったく違う生き方をしたいなあと、ちょっと本気で思ったりする。 疲れてんのかもしれないけど。 でもそう…

絶対に“やってはいけない儀式”ホラー、トラビス・ザルーニー監督『ザ・ミッドナイト・マン(原題:THE MIDNIGHT MAN)』

世に蔓延る都市伝説の中には、俗に“やってはいけない”とか“やると必ず死ぬ”とか言われている儀式が多く存在するけれども、みなさんはそのひとつでもやってみたことがあるだろうか? 古いもので言えば例えば、「コックリさん」とか、「トイレの花子さん」とか…

ニジマス男とお魚女の恋、ユシフ・アル・カリファ監督『スリーピング・ウィズ・ザ・フィッシュイズ(原題:SLEEPING WITH THE FISHES)』

誰かを好きになる切っ掛けとして、その人の顔の造形ってものが結構大きな要素になることは、当然のこととしてあると思う。 もちろん、見かけだけがすべてではないけれど、初対面でまず最初に飛び込んでくる相手の情報っていうのは、そのヴィジュアル的な要素…

きみは子供の頃に戻りたいのかい?トム・コリス&ハニ・ドム制作『リリ(原題:Lili)』

「子供の頃に戻りたいなあ。」って思うこと、あるでしょ? ぼくは大抵毎日、日に三回は思っているし、なんだったら戻るまでもなく、ある意味ではけっこう今でも子供のままかもしれないけれど・・・。 ただ本質的には、子供の頃に完全なる楽園に暮らしていた…

夢に現れる謎の男"ディス・マン(THIS MAN)"とは誰なのか?ダリー・アウ監督『ザ・マン・イン・マイ・ドリームス(原題:THE MAN IN MY DREAMS)』

「ディス・マン」(This Man)と呼ばれる謎の男の存在をご存じの方は多いと思う。 2006年、米国ニューヨークで、とある精神病院に通っていた女性患者が、「自分の夢の中に奇妙な同じ男が繰り返し出てくる」と、担当の精神科医に訴えた。ちなみにその女性患者…

今日の悪夢の始まりは一体どこからだったのだろう、いつかどこかのインド子ヤギ日記。

今日の明け方に見た夢。 夢の中でおそらくぼくはインド旅行にきているらしかった。 そしてその夢はすごく不穏な恐ろしい夢だったというぼんやりとした記憶が残っているのだが、夢の後半、インドのどこかの町のバザールみたいな場所で、一匹の子ヤギと出会う…

ヤクブ・ロザルスキにインスパイアされた巨人譚、ニール・ブロムカンプ監督によるオーツ・スタジオ最新作『グダニスク(原題:GDANSK)』

南アフリカ共和国出身の映画監督ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)率いるインディペンデントの映画制作集団「オーツ・スタジオ(Oats Studios)」から、再び新たな短編作品が公開された。 作品のタイトルは『グダニスク』(原題:Gdansk)、あるいは『…

ジョン・カーペンター監督『ゼイリブ』にトリビュートしたグリーン・デイのミュージックビデオ『バック・イン・ザ・USA(原題:BACK IN THE USA)』を観よ!

ずい分前のことだが、ぼくはほんの短い間だけバンドのボーカルを務めたことがある。 とは言え、それまでバンド経験などまったくなかったぼくが参加したバンドメンバーの中には半ばプロのような人も混じっており、皆ぼくより一回りくらい年上だったということ…

PS3のYLOD症状が悪化したので、世界の中心で「誰かぼくにプレイステーションフォーを買ってくださいっ!」と叫ぶ堕落日記。

七年ほど愛用しているソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、旧ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のプレイステーション 3(PlayStation 3)が、数か月前から「YLOD」という重病に冒されてしまった。 このYLODとは「Yellow Light …

イングランドの「火薬陰謀事件」を描いたドラマシリーズ、キット・ハリントン出演、J・ブレイクソン監督『ガンパウダー(原題:GUNPOWDER)』

「火薬陰謀事件」(Gunpowder Plot)という歴史上の出来事をご存知だろうか? 正直、ぼくもそれほど詳しくは知らないのだが、これは1605年のイングランドにおける政府転覆未遂事件であり、イングランド国教会優遇政策の下で弾圧されていたカトリック教徒の中…

特権階級の人間たちが狂った娯楽を楽しむ秘密クラブ、アナ・アセンシオ監督『モースト・ビューティフル・アイランド(原題:MOST BEAUTIFUL ISLAND)』

世の中には、一部の特権階級、つまり権力者とか金持ちが通い詰める秘密クラブがあって、そこでは純粋な娯楽としての拷問や殺人が楽しまれている、という話をよく映画や小説で目にする。 つまりその一方で、言わばその娯楽の道具として掻き集められている人間…

「絶対に音を立ててはいけないよ、だって奴らが襲ってくるからね」という森の中の恐怖生活、ジョン・クラシンスキー監督『ア・クワイエット・プレイス(原題:A QUIET PLACE)』

「If they can't hear you, they can't hunt you.」というキャッチコピーを引っさげた、最新ホラー作品を取り上げてみたい。 このコピーの意味だが、「音が聞こえなければなあ、おめえ、あいつらに狩られることはねえズラよ。」とでもいうことであろう。 ジ…