ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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南アフリカの異界ファンタジー小説『鋼鉄の黙示録』実写化!マイケル・マシューズ監督『アポカリプス・ナウ・ナウ(原題:APOCALYPSE NOW NOW)』

南アフリカのファンタジー作家チャーリー・ヒューマン(Charlie Human)の同名小説を原作として製作された短編映画の話題を取り上げてみたい。 マイケル・マシューズ(Michael Matthews)監督による『アポカリプス・ナウ・ナウ(原題:Apocalypse Now Now)…

はてなブログ継続日数、365日に思うこと。

はてなブログでウェブログを書き始めてから二年と少しが経過し、現在の投稿数は1154記事、ブログを書いた日数は690日、そして気が付けば継続日数が374日になっていた。 つまりこの一年以上、毎日性懲りもなくウェブログを書き続けているということになる。 …

恐怖のサーカスへようこそ!クリストファー・レイ監督『サーカス・ケイン(原題:CIRCUS KANE)』

この夏、近所にサーカスがやって来ているという話を聞いたので、ちょっとだけ見に行ってきた。 まあ見に行ってきたと言っても公演を見に行ってきたのではなく、外観のテントをチラッと見物に行っただけである。そしてもうひとつ、あわよくばテントの周囲を恐…

アンディ・ムスキエティ版『イット』でビル・スカルスガルドが演じているペニーワイズのマスクが遂に発売!

2017年9月8日の米国公開まであとわずかということで今最も注目されているホラー映画と言えば、もちろんアンディ・ムスキエティ(Andrés Muschietti)監督による『イット』(It)であろう。 Check out the #ITMovie SDCC Exclusive Art and get it signed by …

朝四時に起きて、スズメはそして眠る日記

朝四時に起きて、まだ日の昇らない夜明けに家を出て、駅まで人を見送りに行った。 しばらくして、誰もいない街のずっと向こうの空の先に太陽が昇り始めた。 駅のホームを発車する電車の中で、その人は見送るぼくに手を振って泣いていた。 駅からの帰り道、死…

恐怖の宮廷道化師にご用心!コリン・クロウチク監督『ザ・ジェスター(原題:THE JESTER)』

現在2017年8月12日、世間では明日13日から「お盆」期間に突入する。 このお盆の時期は地域によって様々であるが、ぼくの田舎では8月13日から8月16日までの期間をお盆と呼んでいた。 お盆というと、先祖の霊を家に招き入れて接待するというのが一般的な認識か…

人間を宿主にして成長する古代生物、アンソニー・カズンズ監督『フェン・スースロス・ステアズ(原題:WHEN SUSURRUS STIRS)』

側頭部の偏頭痛のような痛みが続きだして二週間ほどが経過する。 いままでに偏頭痛を患ったことはないし、滅多なことがない限り頭痛などというものを感じないので多少危ぶんでいるが、病院などにいく気はさらさらない。最後に病院に行ったのは、ローラー式の…

“侵入者”という静かな恐怖、サンティアゴ・メンギニ監督『イントゥルーダース(原題:INTRUDERS)』

今回は最近あまり扱っていなかった短編のホラー作品を取り上げてみたい。 ネメシス・フィルムズ(Némésis Films Inc.)製作、サンティアゴ・メンギニ(Santiago Menghini)監督による『イントゥルーダース(原題:Intruders)』という作品である。 作品タイ…

S・キングとJ・J・エイブラムスによるドラマシリーズ第二弾、Huluオリジナル作品『キャッスルロック(原題:CASTLE ROCK)』が遂に撮影開始!

当ウェブログでも以前に触れているが、今年2017年2月に製作が発表されたHuluオリジナルのドラマシリーズ『キャッスルロック(原題:Castle Rock)』の撮影が遂に開始されたようである。 関連記事:S・キングとJ・J・エイブラムスの強力タッグ再び、Huluが放…

記憶の中の蝉

映画記事の冒頭部分で自分の昔の記憶を振り返ろうと思って、ぼくがはじめて東京でひとり暮らしをはじめた町をGoogleMapで眺め、ストリートビューで歩いてみた。 少しうらぶれたような路地裏にある日当たりの悪いワンルームのアパートで過ごした大学時代、毎…

小さな世界も大きな世界もキュウリもバナナも、すべて日記。

ここ一週間ほど、チャタテムシばかり追いかけていたので視点が超絶にミクロになり、床や机に落ちている小さな粒がすべてチャタテムシなんじゃないのかと勘ぐってしまい、そのすべてをぜんぶ指で潰してみたくなってしまうという病気にかかっている昨今である…

ダーレン・アロノフスキー監督『マザー!(原題:MOTHER!)』の本予告編映像がついに公開!

先日当ウェブログでちょろっとだけ触れたダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)監督による『マザー!(原題:Mother!)』の本予告編映像が、予告の予告通り遂に公開された。 関連記事:愛と献身と犠牲、ダーレン・アロノフスキー監督『マザー!(原…

衝撃の牛コスプレ、『悪魔のいけにえ』シリーズ最新作『レザーフェイス(原題:LEATHERFACE)』の第2弾予告編映像が公開!

2017年10月20日に米国での公開が予定されている『悪魔のいけにえ』(The Texas Chain Saw Massacre)フランチャイズ最新作、アレクサンドル・バスティロ(Alexandre Bustillo)とジュリアン・モーリー(Julien Maury)の共同監督による『レザーフェイス(原…

戦争なんて無意味だ、カビチャタテムシ終戦日記。

昨夜、酒を飲んで程よく酔っぱらい、さあ眠ろうという最中に、チャタテムシゲリラの急襲に遭い、大いに心が砕け落ちた。 それを踏まえて、今朝早くから最後の聖戦に挑むことになる。 世に言う、カビチャタテムシ最終戦争である。 今までに殺したチャタテムシ…

午前中も午後も夏、大掃除あるいはカビチャタテゲリラ日記。

第三次カビチャタテムシ戦争。 戦争が勃発するのは往々にして日曜日だと唱えたのはプラトンだったかどうかは忘れたが、梅雨時期に端を発するカビチャタテムシ戦争も遂に佳境に入ってきた。 ただそういう時期に限って他の戦争が勃発しがちである。 朝起きて、…

夏ぞ、なもし日記。

連日暑い日が続いているが、家にいる時は窓を開け放つだけでもずいぶん涼しいので、エアコンや扇風機は可能な限り使わないことにしている。 そもそも家には扇風機はない。 団扇は大いに使う。団扇こそ我が家最強の冷房器具である。 ぼくが子供の頃は、まあ実…

衝撃的にクレイジーな軍事兵器、ニール・ブロムカンプ監督短編作品『カプチャー:フルーク(原題:KAPTURE: FLUKE)』

ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)監督の率いるオーツ・スタジオ(Oats Studios)から再び新たな短編作品が公開された。 ボリューム1作品群として新たに公開された作品のタイトルは『カプチャー:フルーク(原題:Kapture: Fluke)』。 image source: …

チャールズ・ブロンソン主演『狼よさらば』のリメイクが遂に公開!イーライ・ロス監督『デス・ウィッシュ(原題:DEATH WISH)』

チャールズ・ブロンソン(Charles Bronson)の代表作『デス・ウィッシュ(原題:Death Wish)』シリーズの記念すべき第1作目、マイケル・ウィナー(Michael Winner)監督による『狼よさらば』(Death Wish)のリメイク作品が遂に公開となる。 Via @eliroth |…

サービス付き高齢者向け住宅にいる、本当はコワいサヒウルちゃんの話。

知り合いが働いているというサービス付き高齢者向け住宅で、奇妙な出来事が多発しているという話を聞いたのは、もうずい分前である。 その奇妙な出来事自体は知り合いが直接体験したことではないそうなのだが、月に数回行われる全体会議の場で、幾度となく至…

ウサギの穴の暗い秘密、ケヴィン・フィリップス監督『スーパー・ダーク・タイムズ(原題:Super Dark Times)』

ぼくは、10代の頃の記憶、特に中学高校時代の記憶というものを、あまり覚えていない。 小学校を卒業後、諸事情あって地元の中学ではなく遠方にある中学に通うことになったぼくには、その頃まともに友だちと呼べる存在がほとんどいなかった。 中学に進学して…

愛と献身と犠牲、ダーレン・アロノフスキー監督『マザー!(原題:MOTHER!)』のティザー映像が公開!

ちょっと前から気になっている映画のポスター・ヴィジュアルがある。 この時点のごくわずかな情報で、「あっ、私も気になっている!」と思った方、あなたはたぶん来世でぼくと共にドラゴン討伐の長い旅に出ることになる仲間に違いない。しかしこの記事のアイ…

アメリカ先住民族に伝わる邪悪な存在、クリスチャン・ラーセンとブロック・マンウェルの共同監督による『ロア(原題:LORE)』

アメリカ映画の中には、超常的なモノに対抗する存在としてネイティブ・アメリカンの血を受け継ぐ人々がよく登場する気がする。 「ネイティブ・アメリカン」というのは、まあ説明は不要かもしれないが、現在の北米大陸に元々暮らしていた先住民族のことを指し…

普段は朝夕二食だけれど、きょうは昼ごはんも食べたよ日記。

ここ二年ほどかな、ライフスタイルの変化から昼ごはんを食べなくなった、つまり朝夕の二食である。 ちなみに毎晩酒を飲むし、特に節制しているわけではないのだが、二年前に比べてちょっとガリガリじゃねえ?ってほど痩せた。 基本的に外食はせず家で作るご…

耳の中の違和感と、本当はコワい真夏の心霊写真交換会の話。

関連する物語:邪教徒の影を匂わせる、本当はコワいトンネルの話。 トンネルを訪れた日の夜を境にして、ぼくは就寝後に毎晩、真夜中の二時過ぎになると必ず左耳の奥に虫が入りこんだような異物感を感じて飛び起きる日々が続いていた。 耳の中に羽を持ったハ…

日曜日のカーテン七年戦争と、銀色ベルゼブブ討伐予告日記。

第二次カビチャタテムシ戦争勃発の日曜日かと思いきや、まったく洗っていなかった薄い方のカーテンから七年間風呂に入っていないおっさんみたいなニオイが漂ってきていたので、まずはそっちの戦争を先に終結させるべく、急遽今日立ち上がった。 世に言うカー…

慢性的な頭痛に効くのは、果てしない夢想と夕方のビール。

数日前から原因不明の頭痛が続いている。 最初は顎の痛みからはじまり、肩と頭に広がり、顎と肩の痛みはなくなったが頭だけには残留して数日が経つ。一向に収まる気配がない。 激しい痛みではないが、ズキズキと継続して痛むので気になると言えば気になる。 …

A・ムスキエティ監督「イット(原題:IT)」の最新最恐予告編映像が公開!

2017年9月8日の米国公開を目前にして、アンディ・ムスキエティ監督によるホラー映画『イット』の最新予告編映像が公開された。 本作品に関してはこれまでにも度々取り上げてきているので、その詳細は当ウェブログ右上にあるブログ内検索で「イット」と検索し…

“AHS”シーズン7が遂に到来、『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト(原題:AMERICAN HORROR STORY: CULT)』の全貌とは?

ライアン・マーフィー(Ryan Murphy)とブラッド・ファルチャック(Brad Falchuk)のコンビにより製作されている『アメリカン・ホラー・ストーリー』(American Horror Story)というドラマシリーズをご覧になったことはあるだろうか? 米国では略して“AHS”…

銀行の地下金庫に潜む恐怖、ダン・ブッシュ監督『ザ・ヴォルト(原題:The Vault)』

かつて銀行員をやっていた友人の銀行に銀行強盗が入ったことがあり、ちょっと天然の彼の行動が功を奏して、事なきを得たそうである。 そのケースに関してはやや特殊なシチュエーションだったらしく、映画で見るような、クラウンのマスクをかぶった男がショッ…

邪教徒の影を匂わせる、本当はコワいトンネルの話。

関連する物語:普通の人間霊と野生の人間霊と、もっと高いところにいる本当はコワい霊の話。 トンネルに足を踏みれたぼくが、その異常な冷気や湿度を差し置いてまず感じたことは、暗闇の中を満たしている言葉で表現することの出来ない匂いのようなものだった…

ギレルモ・デル・トロとコラボした“パトロン”のプレミアムテキーラが限定販売開始!

もうずいぶん昔の話だが、かつてぼくは一度だけ“クラブ”なる場所に行ったことがあり、確か仕事先の飲み会の二次会で、知人の知人に連れて行かれたと記憶している。 店に入ってしばらくすると一緒に来ていた知人の知人はどこかへいなくなってしまい、仕方ない…

普通の人間霊と野生の人間霊と、もっと高いところにいる本当はコワい霊の話。

関連する物語:デジタルカメラに搭載されている、本当はコワい制御機能の話。 キルクの運転するずいぶん旧型のハイエースで目的地のトンネルに向かう二時間ほどの間、ぼくは助手席に座ってキルクの語る様々な話にずっと耳を傾けていた。 「パパは、もうずい…

デジタルカメラに搭載されている、本当はコワい制御機能の話。

前回まで:目に見えている非日常と、目に見えていない本当はコワい日常の穴の話。 「これって、人口のトンネルなんですか・・・?」 今はほとんど使われなくなったような路面の荒れ果てた山間の旧道を一時間ほど徒歩で進んでいた二人の前に姿を現したのは、…

第一次カビチャタテムシ戦争

第一次カビチャタテムシ戦争とは、カルタゴと共和政ローマの間で戦われた三度に渡るカビチャタテムシ戦争の初めのものである。 そのくらいの凄まじい戦争だということで、もう今さっき終わって、へとへとで、結局三個ある押し入れの内一個しか終わらず、当初…

鬼畜チャタテムシ、カビ押入れ大戦争日記。

風通しはすっごくいいのに地域柄とんでもない高湿気の部屋の押し入れの手入れをずいぶん長い間怠っていたら、もう中やら中に置かれているものやらが地獄絵図さながらのとんでもないカビ地獄になっていることについさっき気が付いた。 さらには麦わら帽子にチ…

目に見えている非日常と、目に見えていない本当はコワい日常の穴の話。

前回まで:山頂の不気味な無縫塔と、本当はコワいOZUNOの話。 オズに指定された日曜夜10時の5分前にOZUNOのウェブサイトにログインすると、キルクというハンドネルームを持つ管理者がすでにチャットに待機していた。 その表示を確認してからぼくは一旦ノート…

あなたも“ジグソウ”の1ピースになろう!スピエリッグ兄弟監督による『ジグソウ:ソウ・レガシー』の予告編公開!

ジェームズ・ワン(James Wan)監督によって生み出された新感覚のサイコホラー映画『ソウ』(Saw)。 現在までにその世界は全7作にまで広がりをみせているそうだが、個人的な話をすると、第1作目がそれほどおもしろいとは思えなかったので、それしか鑑賞して…

ウィル・スミス主演の現代版ファンタジー、デヴィッド・エアー監督によるNETFLIXオリジナル作品『ブライト』

以前当ウェブログでも触れたことのあるNETFLIXオリジナル作品、デヴィッド・エアー(David Ayer)監督による『ブライト』(Bright)の予告編第2弾がお目見えしたので取り上げてみたい。 関連記事:人間とオークが共存する別軸の現代世界、デヴィッド・エアー…

山頂の不気味な無縫塔と、本当はコワいOZUNOの話。

前回まで:ねえきみ、本当にコワい心霊写真って撮影したことあるかい?の話 OZUNOで共有されている様々な心霊スポットの情報に毎夜酒を飲みながら目を通すという日々が一週間ほど続いた。 OZUNOに参加しているメンバーは公表としては33人という実に少ない数…

雪だるま的連続殺人事件!トーマス・アルフレッドソン監督『ザ・スノーマン(原題:The Snowman)』

スウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist)による同名小説(邦題は『MORSE -モールス-』)を原作とする吸血鬼映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(Låt den rätte komma in、Let the Right One In)の監督トーマス・アルフ…

ギレルモ・デル・トロ最新作『ザ・シェイプ・オブ・ウォーター(原題:THE SHAPE OF WATER)』の予告編映像が遂に公開!

ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)監督最新作『ザ・シェイプ・オブ・ウォーター(原題:The Shape of Water)』の予告編がそろそろ公開されるらしいよ、という記事を書いた次の日に、遂に予告編映像公開されちゃったよ! というわけで、デル・トロ…

ねえきみ、本当にコワい心霊写真って撮影したことあるかい?の話

トンネルの前まで辿り着いた頃には、すでに午後三時をまわっていた。 その日の空は呆れ返るほど幻想的な晴天で、かつて空に雲というものが浮かんでいたという事実が記憶から抹消されるほどに、まったくと言っていいほど雲ひとつない青々とし過ぎた夏空だった…

ピンク色の穴が空いている、本当はコワい入江の話。

私はあの入江の浜辺に立っている。 時刻は夕暮れ時なのか、空の半分が人の薄皮一枚めくった下にある生々しい肉のようなピンク色をしていて、もう半分は火葬場の煙突から立ちのぼる煙のような斑の灰色をしている。 私の周囲には何かが焼け焦げたような強い匂…

予告編映像公開まであとわずか?ギレルモ・デル・トロ最新作『ザ・シェイプ・オブ・ウォーター(原題:THE SHAPE OF WATER)』

みんなの大好きなメキシコ出身の映画監督と言えば、もちろんギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)、まあ厳密に言えばみんなが大好きかどうかはさっぱり知らないが、ぼく個人としては大好きな映画監督のひとりである。 そんなデル・トロの最新作『ザ・…

『悪魔のいけにえ』の源流を描く最新作『レザーフェイス(原題:LEATHERFACE)』の予告編が遂に公開!

ずい分前から話題になっている『悪魔のいけにえ』(The Texas Chain Saw Massacre)フランチャイズの最新作、アレクサンドル・バスティロ(Alexandre Bustillo)とジュリアン・モーリー(Julien Maury)の共同監督による『レザーフェイス(原題:Leatherface…

庭の隅に隠された秘密と、本当はコワい岩場の主の話。

前回まで:入江の沖にある、本当はコワい岩礁の話。 窓が開け放たれた縁側の先の庭からは、わずかに潮の香りを含んだ海から吹く強い風が、家の中に向けてゴウゴウと音を立てて流れ込んできていた。 「それからがなあ・・・。」と呟いた祖母の話の続きが一体…

“ゾンビ王”ことジョージ・A・ロメロが77歳で死去、しかし黒眼鏡王は墓から蘇るに違いない!

“ゾンビ映画の偉大なる父”であり“ゾンビ映画王”だったジョージ・A・ロメロ(George A. Romero)が、肺癌との闘病の末に、2017年7月16日、77歳でこの世を去ったと伝えられている。 George A. Romero, 'Night of the Living Dead' creator, dies at 77 https:/…

入江の沖にある、本当はコワい岩礁の話。

「なあバアちゃん、あの入江、今でもまだ地元の人は寄り付かんのか?」 「そりゃ寄り付かんだろうなあ。あんなおぞい場所には誰も行きたがらんだろう。」 お盆シーズンの混雑を避けるために少し早めの夏休みを取った私は、墓参りを兼ねて父方の祖母が暮らす…

顔の表情がマックス過ぎる驚愕の人形ホラー、ローレンス・ファウラー監督『コンジュリング・ザ・ウィッチイズ・ドール(原題:CONJURING THE WITCH'S DOLL)』

2017年に公開やリリースを予定している“人形”をテーマにしたホラー映画がやけに多いような気がしているのは、ぼくだけではないはずである。 当ウェブログで扱っている作品だけでも、デヴィッド・F・サンドバーグ(David F. Sandberg)監督による『アナベル:…

海で写真を撮ったら不気味な人形アナベルが写ってたよ!デヴィッド・F・サンドバーグ監督『アナベル:クリエイション(原題:Annabelle: Creation)』

夏と言えば心霊写真であるが、皆さん、この夏の心霊写真、撮ってますか? かつて一般家庭に普及していたフィルムカメラはすっかり影を潜め、昨今多くの家庭で使用されているのはデジタルカメラだと思うが、ある筋の話によれば、心霊写真はフィルムカメラより…