ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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随筆-日常

記憶の中の蝉

映画記事の冒頭部分で自分の昔の記憶を振り返ろうと思って、ぼくがはじめて東京でひとり暮らしをはじめた町をGoogleMapで眺め、ストリートビューで歩いてみた。 少しうらぶれたような路地裏にある日当たりの悪いワンルームのアパートで過ごした大学時代、毎…

海を見に行ったら、砂浜で“ソウルオリンピック”のボトルキャップを拾った話。

きょうはふと思い立って、弁当を持って海を見に行った。 海を見るのなんて何年ぶりだっただろう。 車に乗らないぼくは徒歩で海を見に行き、往復30キロほどを歩いて、心地よい疲労感と共に今帰宅した。運転免許は持っているけれど車にはまったく乗らない。数…

観ていて眠くなる映画こそ、素晴らしい映画である。

ある時期が訪れるまで絶対に観ることが出来なかった映画作品ってものが、今までの人生でいくつかあった。 そのひとつに、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)の『2001年宇宙の旅』(2001:A Space Odyssey)がある。 image source : 2001: A Space…

ハロウィンにおける仮装(仮想)

この期に及んでハロウィンの仮装にお悩みの方は多いのかもしれない。 でも概念をぶち壊して考えれば、いま、家にある身近なものでいくらでも恐ろしい仮装が出来るのではないかと思う。 何も『ハロウィン』(Halloween)のマイケル・マイヤーズや『13日の金曜…

哺乳類を捕食する蜘蛛の映像、日常に潜む本当はコワい昆虫の恐怖。

蜘蛛が人を襲う映画ってけっこうな数があると思うけれど、ぼく自身が観たことがあるのは、有名どころではフランク・マーシャルの『アラクノフォビア』(Arachnophobia)とか、けっこう記憶に残っている。 ちなみにアラクノフォビアとは、「クモ恐怖症」のこ…

箸の持ち方と、スプーンと素手とインドカレー。

ずっと前から気付いていたことなのだが、ぼくは箸の持ち方が若干間違っている。 まあ厳密に言えば、箸の持ち方が法律で決まっていて、規定の持ち方から逸脱していると罰金とか懲役とかになるわけではないから、正しいとか間違っているとかではなく、多くの人…

英国のマクドナルドでピエロ騒動、ついにクリーピー・ドナルド出現。

10月8日、イギリス北西部ランカシャー州のブラックバーンにあるマクドナルドに、なんと不気味なピエロが現れるという事件があり、店内の客が一時騒然となったらしい。 image sorce : The Tab UK - Stories you care about ピエロは二人いて、店の外の通りを…

いまカボチャのトレンドは、フランケンシュタイン。

ハロウィンにはまったく興味ないと言いながらも、このウェブログでは、ついついハロウィンのネタを扱いがちである。 その理由はおそらく、ぼくがアメリカのホラー映画愛好家のため、それと切っても切り離せないアメリカ文化におけるこの時期のハロウィンに、…

ピエロが刃物を持ってはいけない理由

2016年10月4日火曜日の夜、英国、ニューカッスルのブレイクローで、ピエロの扮装をして通行人を驚かせていた13歳の少年がノーサンブリア警察によって拘留された。 関連記事:英国にも感染しはじめたピエロの恐怖、オーマイガットトゥギャザー! 少年は翌水曜…

英国にも感染しはじめたピエロの恐怖、オーマイガットトゥギャザー!

このウェブログで何度も何度もアホみたいに触れている、いま全米で巻き起こっている恐怖のピエロ騒動、詳細などは以下の記事などをお読みいただくとよいかと思うが。 ちなみに、10月3日、ピエロの目撃情報を集めた「Clown Sightings」なるTwitterアカウント…

マージェリーの横にいた、アリア・スタークのレイヤーを探せ! -『ゲーム・オブ・スローンズ』-

昨日片手間で書いていたマージェリー・タイレルのコスプレイヤーの記事であるが、ひとつの謎が残ってしまった。 マージェリーの詳細は「 ロシアのレイヤーが魅せる、本気のマージェリー・タイレル。 」にて。 あのXenia Shelkovskayaさんと一緒に、インスタ…

ロシアのレイヤーが魅せる、本気のマージェリー・タイレル。 -『ゲーム・オブ・スローンズ』-

ぼくは、コスプレ事情云々のことに関してはほとんど精通してはいないのだが、インターネットを使っていると嫌でもコスプレとかコスプレイヤーとかが、文字やら写真やらで時々目に入ってきてしまう。 ちなみにコスプレイヤーのことを「レイヤー」と呼ぶという…

下手なホラー映画よりも不気味な、本当は恐いハロウィンのコスプレ写真。

あっという間にもう十月、みなさん、十月らしい生き方をしているだろうか。 十月と言えばもう秋、当たり前であるが、十月の行事というと何を思い浮かべるだろう。ぼくなどは、「体育の日」とか思い浮かべる。けれど体育は子供の頃は一番キライな科目であり、…

ドイツ語でさようならって、どんなふうに言えばいいですか?

大学の時に、必修として外国語を選択しなければならず、いまさら得意だった英語を取っても仕方ないかと、今思えば意味不明にトチ狂ったぼくは、なぜかドイツ語を取ってしまった。 専攻以外の勉強にはほとんど興味がなかったぼくは、語学についてはまったく勉…

大好きだった鳥山明を、ちょっと嫌いになった理由。

ふと思い出したので、もう一年ほど前の話をしよう。 小さな旅行として広島に行った際に、たまたま開催されていた「藤子・F・不二雄展」を観覧した時の話である。 ぼくにとって藤子不二雄は、特にFは、もちろんAもだが、その作品に大いに影響を受けた人たちで…

山での迷惑ヤッホー防止条例、施行される。

随分前だけれど、広島の宮島に行った時の話。 ちなみに宮島が世界遺産だということは、現地に着いてから知ったのだが、今のところ、これで日本の世界遺産を二個制覇している。どうでもいいけれど。 その日は特に何の予定もなく宮島に上陸したのだけれど、せ…

ヴァンパイアは、ニンニク味のドリトスなんか食べない。 - 『ドリトス ガーリックペッパー味』 -

現在の日本において、ハロウィンを待ち望んでいる人が果たしてどの程度いるのかは、文部科学省の調べをまだ参照していないので知り得ないが、ぼく自身は正直言って、どうでもいい。 ハロウィンとは、毎年10月31日に行われる行事のことで、一説によれば古代ケ…

この超エリートのオレに、ショウワノート社製の戦闘服を着ろだとぉ!!!

アニメや漫画に登場する衣装で、あれ着てみたいなあって思うものって結構ある気がするけれど、じゃあいったいどれが着たいのって言われたら、なんて答えますか? ぼくの予想だと、日本国民のおよそ79%くらいが、「サイヤ人の戦闘服だよ!」と、そう答えるに…

珈琲がいれられなくて、おちこんだりもしたけれど、僕はげんきです。

ぼくには出来ないことがたくさんある。 その出来ないことをリストにして書き出してみたら、さぞかし大量に出てくるだろうと思うけれど、たまにはそういうことを改めて把握しておくことも、もしかしたら大切なことかもしれない。 でもたぶん、出来ないという…

よく遊べ。

昔、レゴブロックが大好きだった。 と思っていたけれど、ずいぶん成長した後、あるデパートのおもちゃ売り場でレゴ社製のブロックを目撃したぼくは、自分がかつて遊んでいたのは、あれはレゴブロックではなく類似品だったような気がして、その瞬間、なにか深…

ピエロの恐怖は、ソーシャルメディアで感染する。

最近すっかりピエロに塗れているぼくのウェブログであるが、「もうピエロはいいよっ!」という声には耳をふさいで、再びピエロ関連の話に触れてみたい。 いまアメリカ中を騒がせている不気味なピエロの目撃は、サウスカロライナ州から始まった。 8月21日、サ…

地味なチャンプ目撃動画と、ネス湖の怪物の本当の正体の話。

ぼくが死ぬまでに一度は行ってみたい場所のひとつに、「ネス湖怪獣博物館」というのがある。 厳密には「ネス湖エキシビジョン・センター」というらしいが、たしかぼくが幼い頃はネス湖怪獣博物館って、日本では言っていたような気がするけれど・・・、何かの…

米国ピエロ事件続報、Instagramに投稿された恐怖。

アメリカ、サウスカロライナ州のグリーンヴィルから始まった謎のピエロ目撃事件は、まだまだ不気味な影を引き摺りながら、さらに周辺の地域へと広がりだしている。 ノースカロライナ州のコロンバスでは、「ホワイトヴィルのピエロ」(clowns of whiteville)…

韓国発、TONY MOLY(トニーモリー)のコスメがポケモンで、キュートな話。

韓国で注目のコスメブランドTONY MOLY(トニーモリー)から、ポケモン仕様のアイテムが登場しているらしい。 ぼくはもちろん男子なので、あまりコスメなどには縁遠いのだけれど、デザインだけ見てもとても可愛いいから、部屋なんかに飾ったらけっこう素敵な…

急性Googleアナリティクス・リアルタイム・サマリー中毒

このウェブログを始めるずっと前から、Googleアナリティクスは、なんやかんやと使ってはいたのだけれど、つい最近まではほぼ、ユーザー・サマリーで月間のアクセスを見るくらいだった。 このウェブログをはじめてからも同じようにして、時々月間のアクセス数…

ジョニー・デップが持っている、不気味なピエロの絵画の話。

今、アメリカで相次いでいる不気味なピエロの目撃、そしてそれに関連する話の続報が気になって仕方がないのは、ぼくだけではないだろう。 このウェブログでも何度か触れている、例の米国サウスカロライナ州における不気味なピエロの目撃に関連して、同州在住…

ぼくは占師には懐疑的、でも三度目の正直占いの話。

ぼくは今までの人生で三度だけ、自主的に、占師に自身の運命を占ってもらったことがある。 一回目は大学時代、大学の学園祭での手相サークルの出し物、手相を見てくれたのは女子大生で、けっこうキュートな人だったという、ぼんやりとした記憶がある。料金は…

空飛ぶ円盤の搭乗員と接触すること。

ぼくは昔、ずいぶん昔だけれど、宇宙人にさらわれたことがある。 ちょっと前にそのことを思い出して書いてみた文章があるので、詳細は以下をお読みいただきたい。 関連記事:真夜中の空洞 さて、UFOの目撃や遭遇といった話の中でも、特に話題になりがちなの…

PS4が29,980円だけど、結局32,378円じゃんの話。

ぼくの相棒はいまだにPS3で、最近はゲームをほとんどやらなくなったけれど、映画のDVDとBlu-rayをそのPS3で再生しているので、現役バリバリの七年目。 昨日ふとYouTubeの動画を観ていたら、「PS4®が新価格」という広告が勝手に流れ始めた。 どうやら『ペルソ…

アマゾンに生息する巨大ゴキブリと泳ぐ夏

日に日に夏の気配が遠のき、朝夕はすっかり涼しくなってしまったこの頃、みなさんは今年の夏を満喫できたであろうか。 まあぼくはと言えば、海でも泳がず山にも登らず、明日泳ごうとか、明後日登ろうとか思っている内に、気が付けばもう夏も終わろうとしてい…