ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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これでウイルス対策は万全、モンスターな素敵マスクカタログ。

 新型コロナウイルスの影響で、この数ヶ月、ほとんどの人々がマスクをしている。

 

ちなみに、このウイルスの公式名称は、severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 で、その略称が SARS-CoV-2 だそうである。そんでもって、疾病の名称が coronavirus disease で、その略称が COVID-19 だそうである。(略称の19ってなんだろう・・・、略称にだけついてるけど、IDってことかな。)

 

そして上記の日本語訳が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2、俗にいう新型コロナウイルス。新型ということは、旧型がいるんだろう。公式名称の2は、たぶん映画で言うところの続編的な2なのだろうか、詳しくはよくわからないけれど。ザクⅠとザクⅡみたいなものなんだろうか、ガンダムにも詳しくないので、あまり無駄な話に広げるのはやめておこう。

 

ぼくの住む地域では感染者はいちおう二桁台にとどまっているようだが、検査なんかしていない人がほとんどだろうから本当のところはわからない。

 

だからぼくも買い物時や人の密集する場所に足を踏みれる際には一応マスクをしている。

 

日本でウイルスの感染が拡大し始めた頃には、ほとんどの人がいわゆる白い使い捨てのマスを着用していたけれど、この頃は多くの人が様々なデザインの布製のマスクを着用しているように思う。ぼくも知り合いからもらった数種類の手作りのオリジナルデザインのマスクを持っていて、それを洗濯しながらローテーションで使っている。

 

そして日々のマスクが当たり前になった昨今、もっといろんなデザインのマスクが欲しくなってくるのが、世の常である。

 

そんな折、ふとこんなマスクが売られていることを知った。

 

 
 
 
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 はい皆様、ホラー&SF愛好家としては、完全に欲しいやつです。

 

制作しているのはアーティストのロブ・シェリダン(Rob Sheridan)。

 

 
 
 
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彼はサイバーパンク系のグラフィックノベルを作っていたり、ナイン・インチ・ネイルズNine Inch Nails)のアートディレクション全般を担当していたりするらしい。

 

 

 

 さてそんな彼が作っているマスクのラインナップだが、

 

・『エイリアン』(Alien)のゼノモーフ。

 

・『プレデター』(Predator)のハンター。

 

・たぶん『ターミネーター』(The Terminator)の、たぶんT800(Cyberdyne Systems Model 101 Series 800 Version 2.4)の金属骨格。

 

・それの金属骨格が赤いやつ(映画のシリーズで赤い金属骨格のタイプって出てくるのかな・・・、ぼくは知らない)。

 

・『13日の金曜日』(Friday The 13th)のジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)。

これはたぶんパート3あたりの頃だねきっと、シェリーことシェルドン・フィンケルシュタイン(Sheldon "Shelly" Finkelstein)が持っていたマスク。シェリーを演じていたラリー・ゼーナー(Lawrence J. Zerner)は弁護士もやってるらしい。最近の彼の、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)とのツーショット映像。いまでもあんまり変わらないね。

 

 
 
 
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 ・『ヘルレイザー』(Hellraiser)のチャタラー(Chatterer)。

チャタラーを演じているニコラス・ヴィンス(Nicholas Vince)のTwitterをぼくはフォローしているんだけれど、実はメッセージで話したことがある!ちょっとだけだけれど、ささやかな自慢。

 

・作品は特定できないけれど、たぶんゾンビ、モチーフはロメロ系だろうか。

 

・『大アマゾンの半魚人』(Creature from the Black Lagoon)のギルマン(Gill-man)。

 

・ギルマンのモノクロバージョン。

 

そしてこのマスクの第二弾が最近リリースされたらしい。

 

 
 
 
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・ 『エイリアン』シリーズのフェイスハガー。

 

・『クリッター』(Critters)。

若かりし頃、クリッターの原寸大のフィギュアを真剣に買おうと思っていたなあ・・・。

 

・『羊たちの沈黙』(The Silence of the Lambs)の例の蛾のやつ、たしか映画のメインヴィジュアルポスターではクラリスの口に、このヨーロッパメンガタスズメだっけ?がとまっている。

 

・同じく『羊たちの沈黙』の、ハンニバル・レクター(Hannibal Lecter)が拘束されている時のマスク。

 

・リブート版『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』(IT)のペニーワイズ二種。

 

・クラシックなアニメ版かな?のジョーカーとハーレイ・クイン

 

 

これ普通に近所に売ってたら、コンプリートはしないまでも数種類は買う気がする。まあ今は海外のオンラインショップの品物もわりと簡単に転送サービスで手に入るけれどね。

 

というわけで、このマスクは以下「グリッチ・グッズ」(Glitch Goods by Rob Sheridan)というオンラインショップで販売中。

 

https://robsheridan.threadless.com/

 

 

 さてもうひとつ、もっとやばめなマスクを目にした。

 

トム・サヴィーニ(Tom Savini)のTwitterで最近ちょこちょこ目にしていてすごく気になっていたやつ。

 

 

リアル版のジェイソン・ボーヒーズのマスク、これやばいでしょ。

 

このマスクは、特殊メイクアップアーティストのジェイソン・ベイカー(Jason Baker)という人物が中心になって制作販売しているっぽい。そしてトム・サヴィーニも手伝っているっぽい。トム・サヴィーニの顔が描かれたタグが付いてるしマスクにサインしたりしてるから、彼のブランドなんだろうか?ジェイソンがトム・サヴィーニのことを"ヨーダ"って言ってるツイートがあったので、師弟関係なのかな、たぶん。

 

シリーズのヴァリエーションとか、骸骨っぽいのもあるようだ。

 

 

この商品は、オンラインショップで販売しているんじゃなくて、公式のメールアドレスに直接オーダーをしないと手に入らないっぽい。海外発送もしてくれるんだろうか。

 

これ、欲しい!!!ただ、欲しいは欲しいけれど、日本でこのマスクをして街をあるきまわるのは、かなり目立つだろうなあ。 でも人が近寄ってこなそうだから、相乗効果が期待できるね。

 

とまあ、そんなこんなで、久しぶりにポップカルチャーな記事なんぞ書いてみたけれど、しばらくは継続して書いてゆきたいぞなもしと思う今日このごろである。

 

扱いたいネタはいっぱいあるんだけれど、ちょっとリハビリせんといかんな。