ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2020-07-29から1日間の記事一覧

雨の中の、赤い日記。

雨がやまない。 この数日、部屋の中が陰鬱な水気を帯びていて、気分的に耐えられなくなる。 気分を変えるために、図書館へ向かう。 数日前に日記に書いた内容を含む書籍を探すためだった。 目当てのものがふたつともあり、それを借りて暗い雨の中を歩いて帰…