ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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“ゾンビ王”ことジョージ・A・ロメロが77歳で死去、しかし黒眼鏡王は墓から蘇るに違いない!

ゾンビ映画の偉大なる父”であり“ゾンビ映画王”だったジョージ・A・ロメロ(George A. Romero)が、肺癌との闘病の末に、2017年7月16日、77歳でこの世を去ったと伝えられている。 

 

 

つい先日、待望の新作ゾンビ映画『ロード・オブ・ザ・デッド(原題:Road of the Dead)』製作の話題がにわかに盛り上がり始めたばかりだっただけに、その知らせは実に残念でならなかった。

 

関連記事ジョージ・A・ロメロの新作ゾンビ映画『ロード・オブ・ザ・デッド』、今度はゾンビによるカーレースだ!

 

近年この世を去った偉人で言うならば、個人的には水木しげるに等しい衝撃を受けた。 

 

死の間際、ロメロは自身のお気に入りの映画、ジョン・フォード(John Ford)監督の『静かなる男』(The Quiet Man)のスコアを、妻のスザンヌ・デスロチャー・ロメロ(Suzanne Desrocher Romero)と、娘のティナ・ロメロ(Tina Romero)と一緒に聞きながら、息を引き取ったということである。

 

ちなみにロメロ本人だと名乗るツイッター・アカウントが存在しており、現在多くのメッセージが寄せられているが、アカウントはフェイクである。本人のものだと思っている人は多いようだが、トム・サヴィーニ(Tom Savini)がロメロ本人からの動画メッセージを公開して注意を喚起している。

 

 

ところで、ぼくは偶然にも昨夜、眠る前の1本としてロメロの『ゾンビ』(Dawn of the Dead)を観ようと思ったのだが、結局観るのをやめたのだった。あるいはそれは何かの知らせだったのかもしれない。

 

 

ゾンビ王だけに、数日後にはあの巨大な黒縁メガネをかけたロメロが墓から蘇り、それを切っ掛けとして世界中で墓から死体が蘇りはじめたというニュースが世界を震撼あるいは歓喜させることが予想されるが、そんな記念碑的な出来事が起こる前に、今日はひとまず昨日観なかった『ゾンビ』をゆっくりと鑑賞しようじゃないか。

 

ちなみに今手元には、『ゾンビ』のソフトが3種類ある。米国劇場公開版、ディレクターズ・カット版、そしてダリオ・アルジェント監修版である。やはり観るなら、ロメロがカンヌ映画祭のために自ら編集しなおしたというディレクターズカット版であろう。

 

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そして、偉大なる王のしばしの休息に、祈りを捧げようではないか。

 

では最後に、ロメロ最後の監督作品、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(Survival of the Dead)の予告編をどうぞ。

 

 

 

 

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