故ジョージ・A・ロメロ監督による『死霊のえじき』のセカンドリメイク、『デイ・オブ・ザ・デッド:ブラッドライン(原題:DAY OF THE DEAD: BLOODLINE)』がもうすぐ米国公開か?
ちょっと前から話題にあがっていたゾンビ映画がついに米国公開となるらしい。
その作品とは、先日惜しまれつつもこの世を去ってしまったゾンビ映画王ジョージ・A・ロメロによる名作ゾンビ映画『死霊のえじき』(Day Of The Dead)のリメイク第二弾、ヘクター・ヘルナンデス・ヴィッセンズ(Hèctor Hernández Vicens)とペアリー・レジナルド・テオ(Pearry Reginald Teo)の監督による『デイ・オブ・ザ・デッド:ブラッドライン(原題:Day of the Dead: Bloodline)』である。
『死霊のえじき』は以前にも、スティーヴ・マイナー(Steve Miner)監督により『デイ・オブ・ザ・デッド』(原題:Day of the Dead)としてリメイク作品が製作されているが、ぼくは未鑑賞なのでその完成度は定かではない。話によるとオリジナルとはずいぶん設定が変更されているらしいが。
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一度リメイクされた作品を再びリメイクするということは、第一弾目のリメイクがひどかったということかもしれないし、またはどうしてもロメロのあの作品が自分の手でリメイクしてみたかったのかもしれない。あるいは単なる話題性ということもあるかもしれない。
さてそのリメイク第二弾だが、あらすじを見る限りではオリジナルとほぼ同じような物語のようである。
そしてオリジナルの『死霊のえじき』といえば、研究用として捕獲されているゾンビのバブであるが、今回のリメイクにも同様のゾンビが登場する。そしてリメイク版のゾンビの名前はマックスというらしい。演じているのはジョナサン・シェック(Johnathon Schaech)、自身のツイッターなどにはそのメイク過程やヴィジュアルが公開されている。
Happy #NationalSelfieDay everyone! (The #zombieapocalypse is coming) pic.twitter.com/mTtLiHYJJ6
— Johnathon Schaech (@JohnSchaech) 2016年6月21日
— Johnathon Schaech (@JohnSchaech) 2017年7月11日
そして気になる本作品の公開日であるが、ディレクTVの独占配信により2017年中には公開されるとのこと、しかしまだ具体的な日程は発表されていない。
おそらくロメロ・インパクトの強い内に公開に踏み切ろうとしているのかもしれない。
個人的には、オリジナルが非常に優れている作品のリメイクをわざわざ観ようとは思わないのだが、ゾンビ映画愛好家としてはちょっと気にはなっている。
ところで、つい最近知ったのだが、「デイ・オブ・ザ・デッド」という名前のメキシコ産クラフトビールがあるらしいね。まあこのネーミングはゾンビにはまったく関係なく、例の「死者の日」の名前を冠したビールのようだけれど。
とまあそんなわけで、ゾンビ映画愛好家、ならびに『死霊のえじき』好きにはちょっと気になるセカンドリメイク、日本での公開を楽しみにしたい。
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