ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ハロウィン限定の「ゾンビ・フラペチーノ」が米国のスターバックスで販売開始されるらしいよ!

スターバックス」なるものが日本に進出してからもう20年以上が経過するらしいが、ぼく自身はそれほど同コーヒーチェーンには行ったことがない。

 

感動経験でお客様の心をギュッとつかむ!  スターバックスの教え

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おそらく今までの人生の中でも、十回か、二十回か、多く見積もってもその程度だと思う。

 

基本的に、ひとりではあまりカフェーに入らないということもあるし、日常的に珈琲を嗜むことがないので、誰かの付き合いで行くか、デートの時に立ち寄るか、そんな感じのシチュエーションだったと思う。そりゃあ大して行かないだろうなあ。

 

しかし時々知り合いのソーシャルメディアへの投稿なんかをチラチラと見ていると、スターバックス愛好家みたいな人がいたりして、なんだか独自のトッピングを加えたカスタムオーダーみたいなものの写真と説明をアップしていたりする。

 

ちなみにぼくはカフェモカしか注文したことがないし、カスタムのトッピングの仕方とかまったく知らないので、ノーマルのカフェモカしか飲んだことがない。ちょっと話はずれるが、ずいぶん昔に時々行っていたサブウェイでも、カスタムオーダーの仕方はよくわからないままだった。なんだか前の人の注文を聞いていると、オリーブを増やせだとか、玉ねぎを抜けだとか、好き嫌いの激しい子供みたいなことを言っているのはよく耳にしたけれど、自分では言ったことがない。

 

ぼくが唯一やっていたのは、家族経営の弁当屋でのカスタムオーダーで、タルタルソース倍増とか、ごはんの脇に肉味噌追加とか、そういうことくらいである。

 

さて話をスターバックスに戻すと、よく聞くのが、なんちゃらフラペチーノとかいう、アル・パチーノみたいな名前のものをみんな好んで飲んでいるみたいだけれど、ぼくがスターバックスの中心で叫んだ言葉は「カフェモカのショート!」だけである。

 

そんなあまり縁のないスターバックスから、ハロウィン・シーズン限定の商品がリリースされるらしい。

 

その名も「ゾンビ・フラペチーノ」(Zombie Frappuccino)である。

 

 

 

そのヴィジュアルから推察すると、どうやらゾンビの好物である人間の脳ミソをイメージしたフラペチーノのようであるが、現在のところ米国での販売が予定されているだけで、日本での販売の有無は不明。

 

ゾンビ愛好家としては、もし日本でこのゾンビ・フラペチーノが販売されるなら、記念すべき初フラペチーノになるかも知れないが、たぶん日本では出ないんじゃないのかと予想している。それにフラペチーノは冷たいやつだから、わざわざ冬には飲まないだろうなあ。

 

今年2017年は、かのゾンビ映画ジョージ・A・ロメロ(George Andrew Romero)がこの世を去った年でもあるから、米国のハロウィンではさぞかしゾンビの扮装が激増することであろう。加えて後を追うようにしてトビー・フーパー(Tobe Hooper)までこの世を去ったので、レザーフェイスの扮装も激増だろうなあ。

 

もしスターバックスのゾンビ・フラペチーノがロメロ追悼的な意味合いを持つならば、フーパー追悼商品もあって欲しいものである。

 

人間の皮を継ぎ合わせたようなヴィジュアルの、テキサス・チェーンソー・フラペチーノとかね。

 

というわけでスターバックス愛好家の方は、ぜひこのハロウィンに店頭で「ゾンビ・フラペチーノのグランデ!」と注文して、より脳ミソらしいカスタムをほどこしてみてはいかがだろうか。日本で販売されるかどうかは分からないが、もし無くても、気を利かせたゾンビ愛好家のバリスタがそれらしいものを出してくれるかもしれない。もしそうなら、きっとテキサス・チェーンソー・フラペチーノも出てくるはず。

 

 

 

 

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