ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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“マッドマックス“的に荒廃した世界で戦う、チャック・ハンクとサンディエゴ兄弟の物語『CHUCK HANK AND THE SAN DIEGO TWINS』。

アメリカの映画監督エバン・グローデル(Evan Glodell)が、わずか17,000ドルという低予算で製作した異色の“マッド・マックス”青春映画『ベルフラワー』(Bellflower)。

 

この作品で音楽、編集、そしてプロデューサー担当として制作に携わっていたジョナサン・キービル(Jonathan Keevil)による新作映画『Chuck Hank and the San Diego Twins』が一部で大きな話題となっているようである。

 

Chuck Hank and the San Diego Twins

image source : Coatwolf Productions - Chuck Hank and the San Diego Twins

 

タイトルからしてなかなかイカしている、『チャック・ハンクと双子のサンディエゴ』とでも訳したらいいのかな、『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』的な趣もある。

 

本作品のストリーラインを簡単に言うと、街に蔓延る凶悪なギャング組織と、彼らに両親を殺されたサンディエゴ家の双子の兄弟トニー&ジョニーとの戦いを描いた物語のようである。ちなみにチャック・ハンクはサンディエゴ兄弟の親友で、サンディエゴ家にはサルサという妹がいるらしい。

 

さてこの予告編が公開されているのだが、観た瞬間に完全に心を奪われた。

 

ベルフラワー』同様、“マッド・マックス”および“マッドマックス2”色満載の世界観、80年代のSF映画作品における荒廃した都市部というイメージを背景に描かれているようである。そしてどうやらクラシックなビデオゲームの要素も散りばめられている気がする。

 

というわけで、気になった方はぜひご覧いただきたい、チャック・ハンクの登場シーンが凄まじい。

 

ちなみに予告編には2017年の夏に公開予定だと出てくるが、その日程などは不明のようである・・・。

 

 

 

 

 

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月白貉