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ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

『パルプ・フィクション』の最強メシ、ビッグ・カフナ・バーガーの作り方。

映画

映画の良し悪しの基準としてぼくがもっとも重要だと考えるのが、映画の中に出てくる“メシ”、つまり食事シーンだったり、食事そのものだったりする。

 

劇中に登場する食事の風景がたまらなく美味しそうな映画は、大抵は優れた作品である。

 

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まあそんなこんなで去年鑑賞した映画で言うならば、クエンティン・タランティーノ(Quentin Jerome Tarantino)の『ヘイトフル・エイト』(The Hateful Eight)に登場した「ミニーのシチュー」が印象深い。

 

ミニーのシチューとは物語の舞台ともなるミニー紳士服飾店の女店主ミニー・ミンク手製のシチューであり、一見するとビーフシチューのようだが、実際にはなにが入っているのかよくわからないにも関わらず、本作品の最重要キーアイテムと言っても過言ではない。そして登場人物たちがあのシチューを食べるシーンを観ていて、いったい何人の人が空腹のあまり餓死したか知れないというシロモノである。

 

噂によれば相当美味いらしい。

 

タランティーノの作品には、何かを食べたり飲んだりしているシーンが実に多く、そのどれもがとんでもなく美味しそうなシーンである。つまりはぼくの基準からすると、彼の作品の多くが実に優れた映画だということになる。

 

そんな中でもやはりその代表格と言えば、ご存知『パルプ・フィクション』(Pulp Fiction)に他ならない。 

 

本作品にも実に様々な食事シーンが登場するし、そのどれが最高かということでは意見が別れるに違いないが、個人的にはもちろん「ビッグ・カフナ・バーガー」のシーンである。

 

Pulp Fiction

image source : Pulp Fiction (1994) - IMDb

 

ジュールス・ウィンフィールドがむさぼるあのバーガー、今この瞬間も、アレを思い浮かべただけで飢餓のために気絶しそうになる。もうひとつ、ヴィンセント・ベガが食べるダグラス・サーク・ステーキも魅力の一品で甲乙つけがたいが、今回の話題としては、ビッグ・カフナ・バーガー。

 

ちなみに、ステーキの方の名前であるが、おそらくあれはドイツ出身の映画監督であるダグラス・サーク(Douglas Sirk)から付けられているのだと思う、調べていないので実際のところは知らないが。余談だが、彼は晩年に作品を再評価され、1980年のカンヌ国際映画祭で審査委員長に選ばれる予定であったらしいが、依頼の文書が手違いで俳優のカーク・ダグラス(Kirk Douglas)に送られてしまい、その年の審査委員長になることが出来なかったというなんだか奇妙な話があるらしい。その話の共通項として、ぼく自身は初めて『パルプ・フィクション』を鑑賞した際に、ダグラス・“カーク”・ステーキと言っているのだと思っていた。つまり同じような勘違いが起きたのであろうか・・・、まさか。

 

そういえば先日アメリカのTVショーに100歳になったカーク・ダグラスが出演していたのを観て、まだ生きているのか!という衝撃を受けた。ヴィジュアルはもはや魔法使いのそれであったが、サプライズでスタジオを訪れていた息子のマイケルに「ひゃ!」と言っておどけていたあたりは、なかなかの好々爺であった。

 

話が横道に入りすぎたのでバーガーに戻すが、あのビッグ・カフナ・バーガーの作り方を紹介する動画が、YouTubeに公開されているので、取り上げてみたかったというだけの話である。

 

まあ先に言ってしまうと、あのバーガーを忠実に再現したよ!という類の動画ではなく、どちらかと言えば作品としてそれほど面白味があるわけではないので、単に美味しそうな動画ではあるなあという程度かな・・・。

 

もし興味のある方は、ぜひどうぞ。

 

ただ鑑賞後には確実にお腹が空いてしまうと思うので、楽しむためにはあえての空腹時、食前がよいと思う。ちなみに冒頭で話したミニーのシチューを作っている動画も見つけたのだが、それはまったく面白くなく、ただテンションの高い女性が普通にシチューを作っているという某国営放送の料理番組みたいな動画だったので、ここでは取り上げないから、あしからず。

 

では、どうぞ。

 

 

 

 

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月白貉

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