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ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

邪悪な悪魔との戦いを描いた悪魔祓い映画、『THE COVENANT』(ザ・コヴナント)。

映画

知り合いに“悪魔”が見えるという人物がいる。

 

もちろん自称なので、本人が見えると言っているだけで、本当かどうかは確認のしようがないが、幽霊とか妖怪とかではなく、あくまで悪魔が見えるらしい。

 

じゃあ悪魔とは何だよって話になるが、いわゆる西洋で神の敵対者として存在する悪魔のことである。

 

どんな風に見えるのかと聞いてみると、時々道端などですれ違うそうなのだが、見た目は普通の人間の姿をしているらしい。子供だったり大人だったり老人だったり、男だったり女だったり、普通の人から見れば何の変哲もない人間の姿で、特に際立って悪魔的な容姿をしているというわけではないという。しかしその手のアンテナを持つ人から見ると明らかに普通の人間ではなく、さらにはその相手側の悪魔も、自分を悪魔だと感知できる人間のことを認識出来るらしく、出会ってしまうとこちらに軽く接触してくるのだという。

 

笑いながら近付いてきて、「おまえ見えるだろ?」と話しかけてきたりとか・・・。

 

本人曰く、その瞬間はとんでもなく恐ろしいらしいが・・・、今まで特に危害をくわえられたことはないそうである。

 

人間の姿をしているのは化けているのかと聞いたのだが、そういう場合もあるし、人間が取り憑かれている場合もあるということだった。

 

ちなみにその知り合いは、ぼくの知る限りでは、特別頭がおかしいとか虚言癖があるという人ではない。「おれには悪魔が見える」発言さえなければ、真面目で気の優しい人物である。そして、その体験談には無駄に怖がらせようという意図がまったく見えないので、話を聞いていると凄くリアルでゾッとするのである・・・。

 

この世界には知らないことなど山ほどあるので、それが嘘だとは言い切れない。世の中には他にも、霊が見えるという人もいれば、未来から来たという人だっていて、もしかしたら本当かもしれない。だからそれと同じように、悪魔が見える人だっているだろうし、ということは悪魔がいるかもしれないということになる。

 

というわけで、知り合いの特殊能力者の話が長くなったが、今回取り上げるのは、おそらくはその知り合いが見えているのと同じ種類の悪魔をテーマにした映画である。

 

2017年2月7日にアメリカで公開となる、ロバート・コンウェイ(Robert Conway)監督による『The Covenant』(ザ・コヴナント)である。

 

The Covenant

image source : The Covenant (2017) - IMDb

 

このタイトルになっている「Covenant」とは、いま話題となっているリドリー・スコットの最新作『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)のコヴナントと同じ意味の言葉、つまり「契約」という意味を表す。

 

そして本作品の内容は、とある女性に取り憑いた悪魔との壮絶な戦いの物語、ジャンルで言うならば、いわゆるエクソシスト映画あるいは悪魔祓い映画の括りだと思われる。 

 

というわけで、あまりメジャーラインの作品ではないので事前情報も少ないのであるが、予告編が公開されているので気になる方はご覧いただきたい。ヴィジュアルはなかなかクオリティーが高いように感じる。

 

予告編を観終わってしばらくして、ぼくの知り合いに見えているのは、まさかあんな世界なのかと思うと・・・、大いにゾッとしたことは言うまでもない。

 

では、どうぞ。

 

 

 

 

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月白貉