ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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W・アンダーソンの新作『犬ヶ島』(Isle of Dogs)に、あなたも出演できるかも。

ウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)の新作はストップモーションのアニメーション映画のようである。

 

そういえば彼は以前にも、『ファンタスティック Mr.FOX』(Fantastic Mr. Fox)というストップモーションのアニメーション映画を監督している。この作品はロアルド・ダール(Roald Dahl)の児童文学『父さんギツネバンザイ』(Fantastic Mr Fox)を原作とした作品である。

 

さて、新作のタイトルは『犬ヶ島』(Isle of Dogs)、そしてファンドレイジング・サイトの「Crowdrise」では、彼の新作に声優として出演できる権利を提供するという形を取って資金援助を募っている。

 

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image source : Crowdrise on Vimeo

 

同サイトには本作品のコンセプトアートが公開されているのだが、そこには日本語のタイトルで『犬ヶ島』と書かれたものもある。もしかすると物語の中に日本的な要素が組み込まれているのかもしれない。「鬼ヶ島」的なことかな。

 

ちなみにこの「Crowdrise」というのは、俳優のエドワード・ノートン(Edward Harrison Norton)らによって立ち上げられたオンラインのプラットフォームであり、社会貢献に関する活動・イベント・プロジェクトのために資金を得たい個人や団体と、これらの活動を寄付やボランティアで支援したい人々をつなぐ役割を担っている。

 

そして以下が今回のウェス・アンダーソンの新作に関するもの。「You can be the Voice of a character in Wes Anserson's new film」、ファンにとっては喉から手が出るかもしれないね。

 

You can be the Voice of a character in Wes Anderson's new film

 

さらにこの「Crowdrise」から、ウェス・アンダーソン自身が新作について語っている映像が公開されていて、本作品に声優として出演予定の俳優陣についても触れられている。ビル・マーレイ(Bill Murray)、ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)、スカーレット・ヨハンソンScarlett Johannson)、ハーヴェイ・カイテル(Harvey Keitel)などなど、ちらほらと日本人の名前も含まれており、なんとオノ・ヨーコ(Yoko Ono)も声優として出演予定らしい。

 

もしかしたら、あなたが彼らの共演者になるかもしれない。

 

といわけで、お暇な方は以下の動画で詳細をご覧いただきたい。あの俳優も登場するよ。

 

 

 

 

 

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