ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ジャレッド・レト主演のヤクザ映画がNETFLIX限定で配信!マーチン・サンフリト監督『ジ・アウトサイダー(原題:The Outsider)』

個人的な好みとして、邦画よりも洋画の鑑賞回数のほうが圧倒的に多いぼくなので、ことヤクザ映画や任侠映画と呼ばれるジャンルの作品はほとんどと言っていいほど鑑賞ししたことがない。

 

そんな中でも、例えば北野武監督による一連のヤクザ映画群だとか、井筒和幸監督の描くヤクザ映画だとか、あるいは邦画ではないが、リドリー・スコット(Sir Ridley Scott)監督の『ブラック・レイン』(Black Rain)などは結構好きであるが、おそらく個人の鑑賞総数から言えば、鑑賞したことのあるヤクザ映画は微々たるものだと思う。

 

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ただレンタル店などにゆくと、ヤクザ映画あるいは任侠映画のコーナーは、まあ店にもよりけりだが、思った以上に広く、作品も豊富に取り揃えられている。それが意味することは、このジャンルの熱狂的な愛好家の人口が多いことを少なからず示しているだろうし、その裏には日本におけるヤクザの強力な存在感があることも理解できる。

 

洋画におけるこういった反社会的な勢力を扱った映画は、日本におけるヤクザ映画と同様に多く、例えばマフィア映画というジャンルは正にヤクザ映画と同様のものであろう。ちなみにぼくはマフィア映画はとても好きでありヤクザ映画に比べたらかなりな数を鑑賞していると思う。

 

そしてよくよく映画を見てみると、ヤクザ映画やマフィア映画と言った固有ジャンルだけではなく映画全般的に、ヤクザやマフィアといった反社会的勢力が要素として登場する映画が非常に多いことに気がつく。つまり映画の中だけに限ったことではなく、現実の世界における人間社会には今や(今に限ったことではなく太古の昔からかもしれないが)、ヤクザやマフィアといったある意味では表向きの反社会勢力が存在する大きな意味合いが生じており、ある部分では必要不可欠になっているということの現れではないのだろうか。

 

というわけで今回はヤクザ映画を話題として取り上げるのだが、邦画ではなく洋画である。

 

マーチン・サンフリト(Martin Pieter Zandvliet)監督による『ジ・アウトサイダー(原題:The Outsider)』、NETFLIX限定で2018年3月9日から配信予定だとのこと。

 

主演はジャレッド・レト(Jared Leto)だが、個人的にはそれほど好きな俳優ではない。出演作で鑑賞したことがあるのは、ジェイミー・ブランクス(Jamie Blanks)監督の『ルール』(Urban Legend)とかメアリー・ハロン(Mary Harron)監督の『アメリカン・サイコ』(American Psycho)とか、デヴィッド・フィンチャー(David Andrew Leo Fincher)監督の『パニック・ルーム』(Panic Room)とか『ファイト・クラブ』(Fight Club)とか、他にもわりと観ているけれどね。

 

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さて作品の概要だが、第二次世界大戦後の日本を舞台としており、ジャレッド・レト演じるニック・ローウェルという元アメリカ軍人が「おれ、ヤクザになるぜ!」という物語らしい。

 

さて日本が舞台のヤクザ映画ということで、日本の俳優も当然出演している。例えば浅野忠信とか椎名桔平とか、安田大サーカスのHIROなんかも出演しているらしい。

 

というわけで、本作品の予告編映像が公開されているので、興味のある方、ヤクザ映画愛好家の方は、是非にもご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

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