ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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『エイリアン:コヴェナント』観たけどさ、う〜む日記。

サー・リドリー・スコット(Sir Ridley Scott)監督による『エイリアン: コヴェナント』(Alien: Covenant)を、自宅のオンボロなプロジェクターで鑑賞した。

 

 

余談だが、オンボロながらも映画館に匹敵するプロジェクターである。

 

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2017年公開の映画の中でも、すっごく期待していた作品だったのだが、鑑賞後の一言は、個人的には期待はずれと言って然るべきものだった。

 

なんだったら劇場公開前のプロモーションとして公開されていた前日譚的動画のほうが、作品としては興味深いと思う。同プロモーション作品群に関しては、スコットの息子が監督をしているという話を聞いたけれど、詳細については調べていないので定かではない。

 

リドリー・スコットによる記念すべき第一作目の『エイリアン』(Alien)に、表現として通ずるところはあったと思うが、しかしながら、スピード感を重視し過ぎたのか、重厚さに欠けていたと、思わざるを得ない。

 

前作である『プロメテウス』(Prometheus)の方が、断然おもしろかったというのが、率直な感想である。

 

コヴェナント号乗組員の人間ドラマなのか、人類創造の根源をたどる宇宙考古学的メスなのか、あるいは?

 

う〜む、ちょっと消化不良な作品だったなあ。

 

しかしながら、まあ、『エイリアン』愛好家としては、通過せざるを得ない作品であったことは否めないだろう。

 

そろそろ、次回作には、キャメロン側を考慮してランス・ヘンリクセンが登場するんだろ!と個人的には提言しておきたい。

 

というわけで最後に、予告編映像を取り上げておくが、もしまだ未鑑賞の方は、これを見たら更に本編が物足りなくなるから、本編へ急げ、とだけ言っておこう。

 

 

 

 

 

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