ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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『エイリアン:コヴェナント』にインスパイアされた短編作品、未知のゼノモーフ誕生を描いた『BIOTIC』。

2017年9月15日の日本公開が予定されている話題のSF作品、リドリー・スコット(Sir Ridley Scott)監督による『エイリアン:コヴェナント』(Alien: Covenant)。

 

米国での公開は同年5月19日ともはや目前まで迫っており、現地の『エイリアン』愛好家は半ば発狂寸前に追い込まれているに違いない。

 

そして現在本作品の公開を祝すようにして、公式プロモーション含め、各所では『エイリアン:コヴェナント』祭りと化しているのだが、そんな中で今回は本作品にインスパイアされた短編作品を取り上げてみたい。

 

ビデオアーティストのゼフ・ディーンズ(Zev Deans)監督による『Biotic』という作品である。

 

Biotic

image source : Crypt TV - Video artist Zev Deans made a horrifying,...

 

この人物は“Panorama Programming”という名前で、ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するアーティストだと思うのだが、詳細に関してはあまりよく知らない。しかし噂によると、彼は生粋の『エイリアン』愛好家だということである。

 

さてそして、本作品がどんな内容かということに少しだけ触れておくと、『エイリアン』では当然お馴染みのゼノモーフの誕生を描いた物語である。短編作品のためあまり多くを語ってしまうと楽しみを奪ってしまうので説明は軽めにしておくが、本作品で描かれるゼノモーフ誕生は従来の公式作品シリーズで描かれているものとは一味違う。

 

前述のように一応『エイリアン:コヴェナント』インスパイだと表記がなされているが、ある意味では『プロメテウス』(Prometheus)インスパイアだと言えるかもしれないし、やや『エイリアン3』(Alien³)的要素も含まれているように感じる。そしてもうひとつ、この作品で描かれるゼノモーフは、おそらく野生のものではなく、ウェイランド・ユタニ社によって繁殖が行われているもののようである。

 

というわけで、興味のある方はぜひご覧いただきたいが、若干R指定な映像だということだけ付け加えておく。

 

では、ごゆっくりどうぞ。

 

 

 

 

 

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月白貉 - Mujina Tsukishiro