ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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戦時下のベトナムに出現した新たな敵、ニール・ブロムカンプ監督のオーツ・スタジオが放つ短編SF作品『ファイアベース(原題:Firebase)』

エリジウム』(Elysium)、そして『チャッピー』(Chappie)などで知られるニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)監督が設立したクリエイティブ・ベンチャー「オーツ・スタジオ(Oats Studios)」待望の第3弾、ベトナム戦争をテーマにした短編SF作品『ファイアベース(原題:Firebase)』の本編が遂に公開された。

 

 

このオーツ・スタジオは、制作した作品を無料公開することにより、観客からの直接的な資金を募り、制作者の純粋な情熱と創造性をもって作品を作り続けてゆくことを目的としている。現在制作されている『ボリューム1』(Volume 1)に続くボリューム2、そしてボリューム3、さらにはフルスケールの長編作品の制作を支えてゆくのは、ハリウッドの先見的な投資ではなく我々観客自身なのである。

 

デヴィッド・リンチも言っているように、アメリカ映画業界は悪い意味で大きく様変わりしたのである。作品の純粋な良し悪し、あるいは監督の熱意が興行に反映されない今のような環境では映画など作りたくないと、リンチは述べている。随分前から言っているけれどね。

 

つまり昨今の映画におけるような、政治的な力の介在した映画製作ではなく、監督の本当に作りたいもの、観客の本当に観たいもの、ということを目指しているのである。

 

以下のオーツ・スタジオのウェブサイトならびにSteamにて、今後の作品制作支援を行うことが出来るので、是非訪れてみて頂きたい。

 

Oats Studios

Oats Studios - Volume 1 Assets on Steam

 

さて、第3弾となる本作品は、タイトルにも掲げているように、ベトナム戦争をテーマにした物語である。ベトナム戦争をテーマにした映画は数多く存在する。もちろん直接的な戦争映画の場合が圧倒的に多いが、それだけに留まるものではない。ぼくの愛好するジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)監督の『エイリアン2』(Aliens)も、完全にベトナム戦争をテーマにした作品である。

 

そして本作品で描かれるベトナム戦争では、半ば超常的存在の新たな敵が出現している。

 

 

出演はスティーブ・ボイル(Steve Boyle)、ニコラス・ラインド(Nic Rhind)、ロバート・ホッブス(Robert Hobbs)、タイラー・ジョンストン(Tyler Johnston)、カルロ・ユー(Carlo Yu)などが出演している。

 

というわけで、本編は約26分ほどの作品だが、興味のある方は時間を作ってじっくりとご覧いただきたい。そして、「おお!」と思った方は、ぜひオーツ・スタジオの支援も忘れずに。海外からでも出来るのかな?調べてみようっと。

 

 

 

 

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