ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

“ゴースト”のヴィジュアルが斬新でしょ、デヴィッド・ロウリー監督の『A GHOST STORY』。

A Ghost Story

image source : https://www.facebook.com/GhostStoryMovie/

 

2017年のサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で話題を集めていたデヴィッド・ロウリー(David Lowery)監督の『A Ghost Story』という作品が個人的にずっと気になっていたのだが、ついにその予告編が公開されたらしいので取り上げてみたい。

 

さて、本作品の監督は『セインツ -約束の果て-』(Ain't Them Bodies Saints)や『ピートと秘密の友達』(Pete's Dragon)などで知られるアメリカの映画監督であり、彼の写真を見たことがある方はご存知だと思うが、ちょっと異常なくらいに目力がスゴイ。

 

まあそれはさておき、タイトルが“ゴースト・ストーリー”ってくらいだからホラー映画かと思いきや、まったくホラー映画ではない。ただタイトルの通り、あるひとりの幽霊の物語のようである。

 

出演はケイシー・アフレック(Casey Affleck)とパトリシア・ルーニー・マーラ(Patricia Rooney Mara)、ケイシー・アフレックと言えばもちろんベン・アフレックBen Affleck)の弟だが個人的にはそれほど思い入れのある俳優ではない、一方ルーニー・マーラは、デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督の『ドラゴン・タトゥーの女』(The Girl with the Dragon Tattoo)でのリスベット・サランデル役のイメージが強いね、あの役はなかなか素晴らしかった。

 

さて本作品が気になっていた理由のひとつは、サンダンスの際にも公開されていたが、スチールやポスター・ヴィジュアルが実にミステリアスだったという点にある。

 

 

この布をかぶっただけみたいな、クラシックで素朴な“ゴースト”の姿が何やらちょっと不気味でありながらも、非常に切なさを醸し出している。

 

昨今の映画で描かれるゴーストと言うと、それがホラー作品でなくても、生気が抜けて半透明になった人間の姿という場合が比較的多いのではないのかと思う。まあホラー映画になっちゃうと、もう顔が干からびて血だらけで眼球がない“ババア”とか“ジジイ”だったりするけれど、いずれにせよ死んだ人間なのでシリアスな表現としては、あまり明るいイメージで描かれることは少ないのではないだろうか。もちろんコメディになってくると話は別だが。

 

そんな中で、本作品のこのゴーストの素朴さと、タイトルのシンプルさが相俟って、まったく内容など知らなくてもすっごく気になっていたという人は多いのではないのだろうか。

 

というわけで、前述の通り本作品の予告編が公開されているので、もし興味のある方はご覧いただきたい。ちなみに根本的な部分で言えば、ジェリー・ザッカー(Jerry Zucker)監督の『ゴースト/ニューヨークの幻』(Ghost)みたいな話なんだと思うのだが、あそこまでコテコテの作品ではないし、まったく雰囲気は違うけれどね。

 

米国での公開は2017年7月7日だとのことである。

 

 

 

 

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