邪王炎殺黒龍波っ、日記。
今朝方の夢にさ、あ、それを書くのはやめた。
どんなふうに書いても、ディテールに配慮するなら、つまりディテールがないと書く意味がないので、具体性を帯びすぎるから、ほんとうに書けないやつだった。
べつに、書いたって、いいんだけど、
だた、社会的なホーダーラインとかを気にして(無意味だけれど)、書くのはやめよう。
でも、そういうのやだなあ。
「人を殺しました。」っていう夢じゃないぜ、だんな。いや別に、夢だからさ、人を殺しましたっていう夢を見ることなんてザラですがね。
見た夢は、ある女性が、「話があります」って耳元で囁くことから始まった夢、ただそれだけなのさ。
でもその女性は現実に存在していて、ひょんなことからこの日記を目にしたらたぶん、自分のことだ!と思うに違いない。そういう感度ってあるから。
「あなたはずいぶん私に対して、ナナイロインコみたいに意識しすぎているし、あえて避けているのね!」
「だって、きみのことが・・・、」
と、ここまで書いて、キチガイのお茶会的様相を呈す。
「ワインはいかがって言うけど、ねえし!」
日記はここから、始まりはいつだって、道半ばからうめき出す。
最近食事中の机の上にやたら未知の虫が歩く傾向にあって、今まさにその姿を見つけて、デカイんだよ、デカイからちょっと放置できなくて、いつもとは違った手口で始末しようとして、手刀です。
お酒を飲んでいるので、加減を間違えて、虫は粉々に、いや、嫌な感じに潰れたけれど、加減を間違えてさ、左手の小指が緑色になるくらいの全力の39%くらいの力で手刀を叩き込んでしまって、たぶん、小指が折れてます。
虫は、なんだかよくわかんなかったけれど、死んでます。ただ、小指は折れてます。
暗黒武術会か・・・。
おやすみ、アリス。