きのこ
時々スーパーマーケットの鮮魚売り場でシラウオなるものを目にすることがある。 体が半透明の小さな細長い魚で大型のシラスのような風貌である。寿司ネタとして軍艦にされている体も見かけたことがある。ふと考えると、ぼくはまだシラウオというものを食べた…
かれこれ何十種類ものきのこをハンティングしてきたが、文献と照らしあわせてみてもいまいち判別がつきにくいものもたくさんある。 同種のきのこでも環境や状況によっての個体差が大きく、大枠の種類はなんとなくわかるものの、固有の種類にまでたどりつかな…
完全手作りの「松江城マッシュルームマップ」公認バッジを作成してもらった。 3M(松江城マッシュルームマップ)会員になった人には進呈しようと思うわけだが、今のところ会員はぼくのみであり、新規会員もオープンでは募集していない。 ただ、どうしても会…
きのこを探していると、おのずと日常的な視点を崩して世界をみるようになる。ちょっと視点を変えるだけで世界はとてつもない広がりを見せる。小さい小さいきのこに夢中になってその形状を観察していると、その周囲の小さな小さな生き物も一緒に目に飛び込ん…
世の中にはニセモノと呼ばれるものが存在する。ルイヴィトンやグッチのニセモノだったり、プレイステーションのニセモノだったり、蟹肉のニセモノだったり、ウルトラマンのニセモノだったり、たくさんある。人間が作り出したニセモノだったら、まあまだニセ…
きのこの判別方法で、傷をつけると色が変わるというものがある。 写真を撮り終えた後に、間違って蹴飛ばしてしまったきのこの断面が鮮やかな青緑色に変わった。 というわけで、今回のハンティングきのこは「アメリカウラベニイロガワリ」である。 イグチ科ヤ…
松の根本をふと見るとなにやらウ◯コみたいなものが転がっている。 あっ、これは噂に聞く「ショウロ(松露)」というやつだろうかと思ったのだが、どうも様子が違うようである。 ショウロとは、松の根本の地中に発生する卵形のきのこで、皮は白いが徐々に褐色…
これまで見つけたきのこは、そのほとんどが柄と傘がある典型的なきのこ形状のものだったのだが、ついに3M(松江城マッシュルームマップ)史上初のホウキタケ科登場、 今回のハンティングきのこは、「ムラサキホウキタケ」である。 ヒダナシタケ目ホウキタケ…
茶色とか赤とかはまあ普通なのだが、青とか緑とかの傘を持つきのこって、胸にグッと来る。 ましてやそれが毒きのこじゃなくて食用きのこなら、なおのことである。 というわけで、今回のハンティングきのこは、「アイタケ」である。 ベニタケ科ベニタケ属の外…
いまぼくの手元にあるきのこ本はちょっとコンパクトサイズなため、見つけてきたきのこがどうにもこうにも載っていないケースが多々ある。 似てるんだけれどちょっとちがうかなあとか、形と模様は一緒なんだけれどカサの色がまったく違うなあとか、きのこの品…
大雨後の大きのこ祭、新しいコレクションをたくさん見つけたのだが、持っている文献に載っていないものも多いのである。 きのこの種類なんて、星の数ほどあるってことだ。 そんな中できょうハンティングしたひと品、文献に載っていないので詳細は不明だが、…
台風がやってきて大雨がふり、きょうはスカッと青空の晴天がやってきた。 さてさて、きのこ日和できのこ祭な予感である。 案の定、松江城は「きのこの山」特売状態、天の恵みできのこ大発生である。そして、森のなかでヤンキー座りしながらきのこ写真を撮る…
「食べられる」きのこをけっこう見つけたのだが、さすがにまだ食べていない。 きのこ達人がそばにいればあっさりその壁を越えられるのだろうけれど、自分一人だとちょっと壁が高い。一緒にきのこをハンティングしてくれるきのこ達人、求む。 というわけで今…
松江城のとある場所には実にたくさんのきのこが生えていて、たぶんきのこ愛好家にはたまらない場所なのではないかと思う。 完全に食べられるきのこも発見したりする。アイタケというカサが緑色をしているきのこである。でも今回ハンティングするのはまた別の…
※その後の判別で、たぶんこれは「ニオイコベニタケ」です。 松江城の周辺を歩いてみるとわかるのだが、なかなか自然が豊富である。 大きな樹木が生い茂り、地面には苔の絨毯が広がり、年間を通じて様々な草花の姿を観察することが出来る。ちょっとした自然遊…