ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

follow us in feedly

サンダンス映画祭で注目を浴びた短編CGアニメーション『BLACK HOLES』、S.キューブリックのあの名作にも関係あり。

2017年のサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で脚光を浴びた、短編のCGアニメーション作品を取り上げてみたい。

 

Noodles Studio”製作による『Black Holes』という作品である。

 

Black Holes

image source :Black Holes - Photo by Kevos Van Der Meiren - © Noodles, Meat Dept.

 

本作品は現在インターネット上に本編が公開されているためすぐにでも鑑賞出来るのだが、どうやら公開されているのはTVシリーズ想定のプロローグあるいはパイロット版的なもののようで、まあその動画は最後にご紹介するけれどね、先に簡単なあらすじを言うと、宇宙飛行士のデイブ・ニコルソン(Dave Nicholson)が初の火星探査に向かうよ、という物語である。また全般的に人生の意味についての風刺的作品にもなっている。そして、もうひとつ重要なポイントとして、この作品の中では皆さんご存知スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)の名作『2001年宇宙の旅』(2001: A Space Odyssey)が大きなモチーフのひとつとして描かれている、まあごく個性的にではあるかもしれないが。

 

さらに、この作品は今後、昨今話題のVR、つまりヴァーチャル・リアリティを取り入れたバイメディア(TV + VR)シリーズを想定しているそうである。制作チームが数年前に試作としてVRを取り入れたミュージック・ビデオ作品があるので、興味のある方はご覧いただきたい。

 

 

さて、本作品の監督を務めるのは、デヴィッド・ニコラス(David Nicolas)とローラン・ニコラス(Laurent Nicolas)のニコラス兄弟、そしてケヴィン・ヴァン・デル・メイレン(Kevin Van Der Meiren)である。

 

ついでなので彼らの過去の作品にもちょっとだけ触れておこう、気になる方はぜひご覧いただきたい。

 

まずはニコラス兄弟の監督作品。

 

 

そしてデヴィッド・ニコラスとケヴィン・ヴァン・デル・メイレンの共同制作リール。この動画には今回の本題『Black Holes』の映像もちょっと出てきちゃうけれどね。

 

 

さてでは本題に戻して、本作品で主人公の宇宙飛行士デイブの声を担当しているのは、『シュレック』(Shrek)でクッキーマン(Gingerbread Man)の声を担っていたコンラッド・ヴァーノン(Conrad Vernon)、そして他にも、スティーブ・リトル(Steve Little)やウィリアム・フィクナー(William Fichtner)などが声優として参加している。

 

ウィリアム・フィクナーは個人的にはなかなか好きな俳優のひとりであるが、というわけでお待たせしました、最後にその本編を御覧いただきたい。

 

海外の短編作品にしては珍しく、なんと日本語字幕がついているので、やや複雑な内容の本作品だが、英語がまったくわからなくても無問題、お暇な方は是非ゆっくりと堪能していただきたい、すっごくおもしろいと個人的には感じたよ。

 

 

 

 

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

 

 

映画観ていて眠くなる映画こそ、素晴らしい映画である。 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

映画2017年4月26日は“エイリアンの日”、『エイリアン: コヴェナント』のプロモーションもさらに加熱中。

映画“アナベル”でも“チャッキー”でもなく今度は“ハイジ”だ、恐怖のモキュメンタリー人形ホラー『HEIDI』。

映画ギレルモ・デル・トロ絶賛、短編ホラー映画『MAMA』を生み出したアンディ・ムスキエティ監督を知ってるかい?

映画2017年版『イット』予告編の再生回数が2千万回超え!旧作と新作を比較したファンメイドの動画も登場したよ。

映画『アナベル 死霊館の人形』の続編、D.F.サンドバーグ監督の『ANNABELLE: CREATION』予告編が公開。 

映画スペイン版“コックリさん”映画『VERÓNICA』、本当は恐いから“ウィジャボード”はやっちゃダメ!

 

月白貉 - Mujina Tsukishiro