ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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『2016』、今年はまさにホラー映画。

「もし明日世界が終わるなら、きみは何がしたい?」

 

時々そんな質問が街を漂っていることがある。

 

荻上直子の『かもめ食堂』の中でも、たしか同じような質問が出てくるシーンがあった気がする。

 

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ぼくなら、何がしたいだろうかと考える。

 

たぶんだけれど、好きな映画を観ながら、好きなものを食べて、お酒をたらふく飲んで、そばにいる大好きな人と抱き合って眠りにつきたい。

 

でもそれって、大体においてぼくの日常だから、たぶん特別なことなんかすることなく、変わることのない同じような日常を、少しだけ感慨深く捉えながら過ごすだけになるかもしれない。

 

ただ、その時観る映画はなんだろうなあということが、実に難題。何を観ようか迷っている間に、世界は終わるんじゃないだろうか。

 

まあもしそうだとしても、今から世界が終わる時のことを考えて、観る映画を決めておくということは、絶対にしない質。だってその時になってみなければ、それはわからないじゃないか。

 

結局のところ、ぼくの生き方は刹那的で、それは刹那的な生き方がカッコイイだろうとか考えているからではない。もっと後先を考えて生きたほうが今よりもずいぶん楽じゃないのかとも時々思うけれど、なぜかそれが出来ないし、そこがぼくのわるいところでもあり、もちろんいいところでもある。

 

そんなこんなで、2016年が暮れゆく今日、あまり振り返りもせずに、2017年という先も見渡そうとはしない。

 

今週のお題「2017年にやりたいこと」も特に考えてはいない。

 

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最後に、まさに“2016年のホラー映画”をご紹介したい。読んで字の如くなので、説明は省かせていただく。

 

2016

image source : Friend Dog Studios - YouTube

 

そしてこれが今年最後の投稿になるかどうかはわからない、なぜならぼくの生き方は刹那的だからだし、今日は暇だしね。 

 

それではみなさん、『2016』という、ホラー映画の予告編を。もちろん、2016年自体が、その本編であることは、言うまでもない。

 

では来年も、素敵でホラーな一年を。

 

 

 

 

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月白貉