ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ファーストフードなんかいらない - きみぼくめし

ときどきハンバーガーが無性に食べたくなる。

 

学生の頃だったら、迷わず近所のファーストフード店に駆け込んだろうが、あの類のハンバーガーを食べなくなってもうずいぶん長い時間が流れ去った。

 

世の中にはファーストフードのおぞましい噂が数多く存在する。ミミズやら猫やら犬やらの肉を使ったバーガーだったり、コスト削減なのかなんだか知らないが遺伝子操作で作られたムカデのように足を無数に持つ鶏だったり、何年放置してもまったく腐りもしないポテトフライだったり、半ば都市伝説化しているものもある。

 

笑い話になっている間はいいのだが、じつはそちらに目を向けさせておいて、噂の影にはもっとおぞましい真実が隠されているかもしれない。金のためならなんでもやるぜ!的な悪党は五万といるのだよ。

 

君子危うきに近寄らず、食の安全は自分で管理しないとならない。

 

だからぼくはハンバーガーが食べたければ自分で作る。

 

すべての細かな成分までも管理した完璧に安全なバーガーなんか作れないよって思うかもしれない。でも自分で作ってみるとわかるけれど、たぶんそれに近いものは出来るよ。だって、パンにハンバーグと玉ねぎとトマトとレタスとピクルスはさんで、ケチャップとマスタードかけたら大方はハンバーガーである。

 

まあ今回作っているのは、野菜だって農薬を使っているものもあるし、ピクルスやケチャップやマスタードも既成品だし、パンだって完璧なものじゃないけれど、ファーストフードのものを考えたらスーパーバーガーである。

 

次は野菜を自分で育てて、その野菜でピクルスやケチャップを作って、自分でパンを焼ければいいなあとか、あとハンバーグの肉も自分で育てた牛や豚から、などと夢も広がる。

 

なんでもかんでも買いに行けば売っていると思っている日本人よ、ハンバーガー食べたければ、自分で作れよ。

 

ファーストフードなんかいらない - きみぼくめし

 

自家製ハンバーガー、コールスローサラダ、プチトマト、ピクルス、お供はハイボール

 

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月白貉