永遠のふる里 - きみぼくめし

去年の夏だったか、80歳になるお母さんがたった一人で切り盛りする、とある島の民宿に滞在した。 体を壊して久しく宿を閉めていたというお母さんだが、なぜか電話を掛けた際に、「まあ頑張ってみるか!」と言って予約を受けてくれた。 「さっきも電話があって断ったんだけどね。」と言っていたのだが、さっきは断ったけれ…