ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

トランプ大統領も登場する『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』のオープニング映像公開!

ライアン・マーフィー(Ryan Murphy)とブラッド・ファルチャック(Brad Falchuk)による“AHS”最新シーズン、『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』(American Horror Story: Cult)のオープニング・クレジット映像が公開された。

 

関連記事“AHS”シーズン7が遂に到来、『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト(原題:AMERICAN HORROR STORY: CULT)』の全貌とは?

 

シーズン7となる本作品の米国での放送開始は2017年9月5日と目前まで迫っている。前回の記事で11月5日と書いていたのは参考にした情報が間違っていたようである・・・。

 

さて、本編の放送が迫り来る中、いつものように物語を暗示するプロモーション・ヴィジュアルが続々と公開されているのであるが、今回のキーワードとなるのは何と言っても「蜂」と「クラウン」である。

 

まずはそのいくつかのヴィジュアルをご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

この蜂が表すものは、あの有名な秘密結社イルミナティだと噂されている。イルミナティの前身に当たる組織の再編時、組織名の候補としてあがっていたのが「Bienen orde」(蜂の組織)だったと言われているからである。蜂の組織という名前に関しては、女王のもとに「叡智」という名の蜜を集めなければならないという意味合いがあったとか。しかし結局は、イルミナティという組織名に決定している。

 

そしてクラウンであるが、これは2016年に全米で巻き起こった「不気味なクラウンの目撃騒動」に少なからず関係しているはずである。また同時に、幾つかのティザー映像を見る限りでは、このクラウンたちは働き蜂を表しているようにも感じられる。

 

 

そして、これは前回にも少しだけ触れたが、本シーズンの物語は昨年2016年に世界的な注目を集めたアメリカ合衆国大統領選挙にインスピレーションを受けているということで、まさにあの選挙の夜からはじまる出来事を描いているということである。

 

 

さらにティザー映像の中には、クラウンたちが毒ガスのようなものを撒き散らしているような表現が登場している。

 

 

これは一体何を意味しているのだろうか?

 

今年始めには、シリアのアサド政権が毒ガス攻撃を実行した可能性が浮上している。その後ろ盾にはロシアの存在が・・・、今回のAHSは世界的な変動を示唆するものになるのかも知れない。

 

というわけで、最後に公開されたオープニング・クレジット映像を、ぜひご覧いただきたい。おなじみの顔も多数登場している。

 

 

 

 

 

ホラー映画T・L・ウォーレス監督『イット』のティム・カリー版ペニーワイズ・マスクが新発売! - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

 

ホラー映画アンディ・ムスキエティ監督『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のVR動画や8ビット版ミニゲームが登場!

 

映画『プレデター』のビリー・ソール役で知られる俳優のソニー・ランダム、鬱血性心不全により76歳で死去

 

ホラー映画D・F・サンドバーグ監督『アナベル 死霊人形の誕生』公開記念、『死霊館』ユニバース短編ホラー作品コンテストの優勝作品が決定!

 

映画南アフリカの異界ファンタジー小説『鋼鉄の黙示録』実写化!マイケル・マシューズ監督『アポカリプス・ナウ・ナウ(原題:APOCALYPSE NOW NOW)』

 

ホラー映画恐怖のサーカスへようこそ!クリストファー・レイ監督『サーカス・ケイン(原題:CIRCUS KANE)』

 

ホラー映画アンディ・ムスキエティ版『イット』でビル・スカルスガルドが演じているペニーワイズのマスクが遂に発売!

 

月白貉 - Mujina Tsukishiro