南アフリカの異界ファンタジー小説『鋼鉄の黙示録』実写化!マイケル・マシューズ監督『アポカリプス・ナウ・ナウ(原題:APOCALYPSE NOW NOW)』
南アフリカのファンタジー作家チャーリー・ヒューマン(Charlie Human)の同名小説を原作として製作された短編映画の話題を取り上げてみたい。
マイケル・マシューズ(Michael Matthews)監督による『アポカリプス・ナウ・ナウ(原題:Apocalypse Now Now)』である。
image source: Apocalypse Now Now - Teaser Trailer on Vimeo
ちなみにヒューマンの原作は邦訳されており、『鋼鉄の黙示録』という邦題で出版もされている。
本作品のあらすじであるが、南アフリカのケープタウンに住む高校生バクスター・ゼヴチェンコを主人公とした異色のファンタジー作品だということである。バクスターはある日突然失踪してしまった恋人のエズメを捜索する内に、異界専門の賞金稼ぎジャクソン・“ジャッキー”・ローニンと出会うことになり、エズメがケープタウンに巣食う異界のモノに誘拐されたことを知る、という物語のようである。
話によれば原作は、ニール・ゲイマン(Neil Richard Gaiman)とクエンティン・タランティーノ(Quentin Jerome Tarantino)を融合させたような世界観だとのこと。
主人公のバクスター・ゼヴチェンコ役には、オリバー・シュミッツ監督による『シェーパーズ・アンド・ブッチャーズ(原題:Shepherds and Butchers)』でレオン役を演じているガリオン・ダウズ(Garion Dowds)。
そして超常バウンティーハンターの ジャクソン・“ジャッキー”・ローニン役には、ゲルハルト・プレトリアス(Gerhard Pretorius)監督による『ザ・ディスカバリー・オブ・ファイア(原題:The Discovery of Fire)』のルー・ベンター(Louw Venter)。
@DiscoveryOfFire: Thanks. I wanted to brag with this picture but then I couldn't work my phone. So. pic.twitter.com/zjBXx9nACZ"
— Louw Venter (@louw_venter) 2015年5月21日
そして本作品は、2017年8月29日に「Short of the Week」にてプレミアとなるそうである。
というわけで、プレミアに先駆けて本作品のティザー映像が公開されているので、興味のある方はぜひにもご覧いただきたい。なお原作に関しては、『キル・バクスター(Kill Baxter)』という続編もリリースされているようである。
ティザー映像を取り上げる前にちょっとだけ、続編のタイトルを見て確信したが、原作に付けられているタイトルはやはりそれぞれ、既存の映画のタイトルを捩ったものになっているのかもしれない。あえて挙げる必要もないかもしれないが一応、フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)監督の『地獄の黙示録』(Apocalypse Now)と、前述のタランティーノ監督による『キル・ビル(Kill Bill)』である。
では最後に、ティザー映像をどうぞ、本編がちょっと楽しみだなあ。
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