第44代アメリカ合衆国大統領、バラク・フセイン・オバマ2世(Barack Hussein Obama II)。
2008年11月4日、現地時間の午後10時頃、アメリカ合衆国現大統領バラク・オバマ(Barack Obama)の地元、シカゴ市内中心部のグラント・パークで、約24万人の聴衆が見守る中、パーク内に備え付けられたスクリーンに「オバマ、大統領に当選」というテロップが流れたという。
バラク・オバマが大統領に当選した日をぼくがよく覚えているのは、同じ日に実家の父から、妹が結婚することになったという内容の電話があったからである。
つい先日次期アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ(Donald John Trump)が当選して大騒ぎになっている。ある意味では全世界的な事件であろう。
ぼくは政治のことに関しては大いに疎い、本当はそんなことではいけないのだろうけれど、現状はそれが本当のことなので、まあ仕方がない。
ただアメリカが好きかと言われれば、ぼくはアメリカが大好きである。それは映画を筆頭とするアメリカの大衆文化に多大な影響を受けて育ったからである。
少し前だが、インターネットにおける海外のとあるフォーラムに参加していて、見知らぬメキシコ人の参加者から、「日本の文化は素晴らしいし日本は大好きだが、日本政府は大嫌いだ。」と言われた。だからぼくは「もちろん、ぼくも同じ考えだ。」と答えておいた。
まあぼくはアメリカ政府に対して、はっきりと好きだとか嫌いだとか言えるほどの知識を持っていないので、その部分に関しては正直よくわからない。ただ、その外国人の言っている日本の文化は云々というものと、ぼくがアメリカを好きな理由はある側面においては同じなのだと思う。
とまあ前置きが長くなったのだが、オバマ大統領があと少しで任期を終えるということで、ホワイトハウスのオフィシャルな写真を初めて閲覧してみることにした。
特にオバマ大統領への思いが強いわけではないのだが、前述の通り妹の結婚とわずかながらの接点があったので、彼女の結婚式を撮影した映像を編集して作品にした際に、冒頭でまずそのことを語ったのである。「妹の結婚を知った日に、バラク・オバマが第44代アメリカ合衆国大統領に当選した。」と。
そんなわけで、オバマ大統領の公式な写真の中から彼の姿を振り返り、ぼく個人の独断と偏見でチョイスしたベストなショットを、いくつかここで取り上げてみたい。
ダライ・ラマ14世(བསྟན་འཛིན་རྒྱ་མཚོ)とのツーショット。
アメリカ合衆国史上最も人気のあった大統領だと言われることもあるエイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)と、自由の女神と共に、右下の顔は誰か知らない・・・。
コアラがこっちを見すぎ。
ウラジーミル・プーチン(Владимир Владимирович Путин)と共に。ガン飛ばされてる。
ホラー映画ばりの驚き顔。
天皇陛下と一緒。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(Indiana Jones and the Last Crusade)のロケ地だ!
第42代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・ジェファーソン・"ビル"・クリントン(William Jefferson "Bill" Clinton)と話し中、距離近いなあ。
第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・ウィルソン・レーガン(Ronald Wilson Reagan)の下で。
抹茶アイスみたいなもの食べてる、京都かな?
アーノルド・アロイス・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)に何か話しているが、シュワルツネッガー、ちょっと怒られてる風。
3Dメガネ着用、 何見てるんだろうか。
再び日本での会食風景、鳩山由紀夫がいる、総理大臣の頃かな。
おそらくハロウィン。チューバッカとストームトルーパーという、わりと地味な『スター・ウォーズ』(Star Wars)メンバーが写り込む。
イチローとお話中。
ブレイクダンスかな。
海水浴中。
なんだかちょっとさみしげな写真。
手から虹を放つ男。
ちょっと映画のワンシーンっぽい。
歴代の巨人たちに囲まれて。
ミシェルとトレーニング中、ちょっと顔がノッチ寄り。
最後に、ミシェルと一緒に。
ここで取り上げた写真はすべて「The White House | Flickr」で閲覧可能、すごい数があるけれど本当に様々なシーンがあるので、アメリカ合衆国大統領としてのバラク・オバマという観点以外からでも、けっこう楽しめると思う。
気になる方はぜひ鑑賞してみてはいかがだろうか。
ちなみにぼくは、第41代アメリカ合衆国大統領ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(George Herbert Walker Bush)の頃に一度だけ、ホワイトハウスを訪れたことがある、なつかしいなあ。
さて、次期大統領のドナルド・トランプは、いったいどんな写真を残すのだろうか。
そして、どんな未来を創り出すのだろうか。
- 作者: バラク・オバマ,木内裕也,白倉三紀子
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月白貉