ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ジャイアントな蜘蛛の巣に、蛇と鳶と油揚げが捕まっていたヘミングウェイ日記

往年のアメリカンホラー映画に出演している俳優をTwitterでフォローしたら、メッセージが返ってきた。

 

「マジか!」と思って読んでみたら・・・、なんだか「このサービスを使えば、フォロワー数を簡単に増やせるよ!」というTwitter活用ツールを強く勧めるような内容だったので、怪しいなあと思いつつ、一応「検討してみるよ。」という適当な返信を送っておいた。

 

すると、また返信があって、「ごめんごめん、あれはフォロワーに対する自動返信で、ぼくが勧めてるわけじゃないんだよ・・・、ぼくが寝ている間に勝手に送っちゃうんだ・・・。」というものだった。

 

今度は本人からだったよう、ちょっとうれしかった。

 

 

ふと気になることがあって、その知識を深めようと思って調べ物をしていたりすると、嗚呼、如何に人間の寿命が短すぎることよ、と、ふと思ってしまう。でも、もし命が限りないとしても、それに比例して知識の量が無限に増大するだけで、結局変わらないのかもなあ。

 

だからやっぱり、昨日とか明日とかじゃなくて、今日の今の今、この刹那に知りたいことをトコトン知ろう。

 

ベランダに女郎蜘蛛が増えすぎたので、数匹討伐する。

 

主を失った蜘蛛の巣がほんの一日足らずで崩壊し始める。毎日のメンテナンスが必要なんだろうか。

 

 

数年前にとあるカフェで過ごした、知り合いの漁師さんとのひとときを思い出す。いろんなことが話せて、とてもよい時間だった。

 

デヴィッド・フィンチャーのある映画のラストシーンで、こんな台詞がある。

 

Ernest Hemingway oncewrote, "The world is a fine place and worth fighting for."

I agree with the secondpart.

 

そんなことを思い出した。

 

 

ずいぶん前につぶやいていたツイッターを、たまたま読み返すことになる。

 

はあ・・・なんかせつねえ。おもしろいけれど、ときどきせつねえ。心がかきむしられる。いろんなことがあったものなあ・・・。

 

晴れ時々雨、所により豪雨と落雷の恐れあり。

 

がんばれ、おれ。

 

 

きょうはインパクトある一日で、楽しくもあり苦しくもある一日になった。

 

でもよく考えたら、ぼくの毎日はいつもこんな風だ。

 

あ、爪が伸びてるから切らなきゃ。

 

夜、爪を切るといけないんだ、何が起こるんだっけ?

 

蛇が油揚げの中に入ってくるんだっけ?

 

トンビにお尻を触られるんだっけ?

 

まあいいや、爪を切ろう。

 

ジャイアントな蜘蛛の巣に、蛇と鳶と油揚げが捕まっていたヘミングウェイ日記

 

おやすみなさい。

 

 

 


月白貉