ジョン・カーペンター自らが監督した『クリスティーン』の新たなミュージックビデオが公開！

今年2017年10月20日に、ジョン・カーペンター（John Howard Carpenter）のニューアルバム『Anthology: Movie Themes 1974-1998』が「Sacred Bones Records」からリリースされることはご存じの方も多いと思う。

Anthology: Movie Themes 1974

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Listen to a new recording of "In the Mouth of Madness" from my upcoming album 'Anthology: Movie Themes 1974-1998': https://t.co/zTDImyVhXp pic.twitter.com/KKkWPVsd0Z
— John Carpenter (@TheHorrorMaster) 2017年8月22日

本アルバムには、ジョン・カーペンターの代表作である、『ハロウィン』（Halloween）、『ザ・フォッグ』（The Fog）、『遊星からの物体X』（The Thing）などの新レコーディング版が収録されており、まさに愛好家垂涎のアルバムとなっているそうである。

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また、本アルバムに収録されているぼくの大好きな『マウス・オブ・マッドネス』（In the Mouth of Madness）の楽曲に関しては、上記のツイートにもあるようにYouTubeにフルで公開されていたりする。

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さらに、昨今音楽活動に精力的なカーペンターは、ニューアルバムリリース後の同年10月29日から、お馴染みの北米ツアーを開始する。

We're also taking ANTHOLOGY on the road! Our North American tour kicks off Oct. 29. Tickets are on sale this Friday. https://t.co/2lowXZ73vc pic.twitter.com/fjkpyAMDnl
— John Carpenter (@TheHorrorMaster) 2017年8月22日

Lost Themes

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今年で69歳となる御大はまだまだこれから、そろそろ長編の監督作が飛び出してきてもおかしくはない。実際に今年のハロウィンに向けた短編を監督しているという話もある。

ところで今回の本題だが、先に述べたアルバムのリリースに絡めて、同アルバムに収録されている新レコーディング版のとある楽曲のために、御大自らメガフォンを握りミュージックビデオを制作し公開している。

その作品とは、スティーヴン・キング（Stephen Edwin King）の同名小説を映画化した『クリスティーン』（Christine）である。

pic.twitter.com/XqpT5DXNlk
— John Carpenter (@TheHorrorMaster) 2017年9月12日

『クリスティーン』をまだ未鑑賞の方に簡単にその概要を述べると、本当はコワい1958年型プリムス・フューリーの物語である。本作品は荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』第三部における敵スタンド、ホウィール・オブ・フォーチュンのモデルにもなっている。ちなみにこのスタンドは他要素としてスティーヴン・スピルバーグ（Steven Allan Spielberg）監督による『激突!』（Duel）も含まれている。