ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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本当はコワい裏山霊場巡りと、初秋の心霊写真日記。

今日の日記はちょっと趣向を変えて、ついさっき寺院の裏山で撮影してきた写真を投稿してみることにする。

 

寺院の見どころと言えば墓場だというのが一般的であるが、個人的には裏山をおすすめしたい。

 

神社もそうなのであるが、寺院の醍醐味も大いに裏山にある。神社の裏山にある奥の院が目眩くワンダーランドな場合があるように、寺院の裏山には時として広大な霊場巡りコースが待ち構えているのである。

 

さて、霊場巡りというのは本来様々な場所にある寺院を指定された順番通りに時間を掛けて歩いてまわらなければならない。お遍路さんでお馴染みの四国霊場巡りなどがその代表であるが、地方の古い寺院の裏山にはその疑似体験版として、霊場巡りを気軽に楽しめるようにと設けられたアトラクションが存在していることがある。わかりやすく言うと、某夢のネズミ王国で言う所のジャングルクルーズ的ものである。

 

土日を使って本物のジャングルに行くのは、ここ日本ではややハードルが高いが、あれに乗れば大凡のジャングル体験を味わえる。裏山霊場巡りもそれとほぼ同様である。

 

ぼくはこの裏山霊場巡り愛好家であり、今までに数多くの場所を制覇してきているが、今回撮影してきた寺院の裏山霊場巡りは特に素晴らしく、中ボス並びに大ボス的配置で山の中に待ち受けている羅漢の見ごたえといったら、もう凄まじいものがある。

 

実はぼくはこの羅漢が見たいがために、今までに何度もこの場所を訪れている。

 

ぼくの知る限り、今住んでいる地域周辺にはなかなか規模の大きな裏山霊場巡りが多数存在していて、どれも非常にレベルが高い。それぞれに様々な特徴を持っている。とある寺院の裏山霊場巡りでは、山の頂上付近に巨大な役小角の石像が立ち塞がっているという場所もある。そして、おそらく昨今ほとんどの人が足を踏み入れることがなくなっているので、その人跡未踏っぷりが激しくアップしている。ちょっとコワいくらい霊場感満載である。まあそこがまた楽しみの一つでもあるが。

 

ただし、場所によってはやや邪悪なものがいる場合があり、注意が必要である。

 

基本的に寺や墓場に人間の幽霊はいないが、別なものがいる。さらに裏山を有する寺院などにはより強力な霊体がいる場合がある。

 

もしそういうものを写真で撮影したい場合には、特に廃寺となった寺院の裏山などは最適であるが、面白半分で行くとシロウトでは命の危険を伴うため、強力な能力者同伴で行っていただきたい。

 

まあそんなこんなで、最後に撮影した写真を二枚ほど掲載して、お開きとしたい。

 

本当はコワい裏山霊場巡り、初秋の心霊写真日記。

 

本当はコワい裏山霊場巡り、初秋の心霊写真日記。

 

 

 

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月白貉