ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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自由になりたいなら、五つのアイテムを探せ -『エンジェルウォーズ』(Sucker Punch)

映画の話をし出すと、いつもいつも長くなりがちなので、即興でラフでストレートに感想だけ述べるパターンも、たまには必要でしょう。

 

というわけで、ザック・スナイダー、「エンジェルウォーズ」(Sucker Punch)。

 

 

邦題はクソみたいで書くのすらいやになる。
「エンジェルウォーズ」って何だよ・・・ひどすぎるにもほどがある。
邦題考えたやつ、
どこぞの配給会社の担当だかなんだか知らんが、
タイトルのパワーなめんなよ。

 

ザック・スナイダーの映画は知らず知らずと何本か観ている。

 

ドーン・オブ・ザ・デッド」(Dawn of the Dead)や「300<スリーハンドレッド>」(300)、そして「ウォッチメン」(Watchmen)、「ウォッチメン」なんかは割りに好きで、10回以上観返している。

 

300 〈スリーハンドレッド〉 [Blu-ray]

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ウォッチメン [Blu-ray]

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さてこの映画、最初はヴィジュアル重視のやや技巧が過ぎる表現に、
おもしろいなあとは思いつつもなかなか映画に入り込めないところがあって、
そんなに好きではなかった。でも意外とよく出来てるし、
メッセージ性もあえてのベタベタだけれどちゃんとしてる気がする。
複雑な構成もプラスになってる部分が大きい。そんながっつりおもしろいとは言いがたい、
だが無駄な時間ではない。

 

スコット・グレンが出てきていたのがポイント高し。
ただ単に個人的に好きな俳優ってことでね。空想と現実の交錯、
時間軸の崩壊って、
表現的にぜったい難しいはず。けっこうよく出来ていますよ。

 

お題「何回も見た映画」

 

 

 

 

月白貉