ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2019-08-22から1日間の記事一覧

ここでは、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。

「白田さん、もうこの会社に来てから一年半くらいですよね?」 「うん、残念ながら。」 「はははっ、残念ながら、ですか。ぼくね、白田さん見てて、すげえなあって思うことがあって。」 「へぇ、」 「はい、会社にまったく馴染んでないこと、だって自分の前…