ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-02-08から1日間の記事一覧

翡翠色の百足

何時かも知れぬ真夜中、 ぎゅうと胸を押さえつけられるような寝苦しさに目を覚まして真っ暗闇で目を開けると、 翡翠みたいな体色をした、ゆうに十メートルはあろうかという百足が部屋の天井に張り付いていて、右往左往している。 はっと思って息を殺す。こち…

13人目は、北の民ではいけない -『13ウォーリアーズ』(The 13th Warrior)

このウェブログでは自由気ままな映画の話なんかを時々載せているのであるが、大抵はSF映画だったりホラー映画だったり、ジャンルが偏ってしまう傾向に有る。 たとえば、SF映画を細分化しての、地球外生命体映画だったり、あるいはホラー映画を細分化しての吸…