ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

2016-01-23から1日間の記事一覧

奴は他人の体に入り込み、動き回ってる -『ヒドゥン』(The Hidden)

幼いころのぼくの生活は、日曜洋画劇場を軸に回っていると言っても過言ではなかった。 テレビの映画番組が最盛期だったあの頃は、昼夜、そして真夜中を含めて、多くの映画番組が存在したが、やはりいちばんの中心軸は、淀川長治の君臨する日曜洋画だったこと…