『キングスマン: ザ・ゴールデン・サークル』予告編第二弾は明日公開!という予告編のティザー映像が公開。
最近のハリウッド映画のプロモーションの流行りは、本編に対する予告編だけではなく、予告編に対する予告編やティザー映像を公開して無駄に人々を煽るというもの。
「それ必要かな?」と思いつつも、ついつい観てしまうのが悔しいところではあるし、ある意味では洗脳に近いので、過度な情報化社会とそれに対する依存への危機を感じている今日この頃である。
というわけで、2017年9月22日に米国での劇場公開が予定されている『キングスマン: ザ・ゴールデン・サークル』(Kingsman: The Golden Circle)の、超高速ティザー映像に続く第二弾の本予告編が公開される前に、その予告編を予告する11秒のティザー映像が公開されたので取り上げてみたい。
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ちなみにティザー映像では「本予告編は明日(2017年4月24日)公開!」とされているけれど、米国との時差とか諸々あり、日本時間の今日の夕方ころに公開されるのではないだろうかと思う。米国はまだ4月23日だからね。
image source : Kingsman: The Golden Circle | Trailer Tomorrow | 20th Century FOX
まあしかしよくよく考えると、米国での劇場公開はあと5ヶ月も先だし、日本公開に至ってはまったく未定な状態なのに、すでに予告編が公開されちゃって盛り上がり始めるって、ちょっと異常な気もする。しかし昨今ではそれが当たり前になりつつある。
個人的な見解を述べれば、予告編なんか観なくたって自分のタイミングで本編を観ればいいわけであるから・・・。だからさ、本当に期待している作品に関してはあえて予告編は観ないことにしているが、その他の作品に関してはついつい観てしまう。
このことに関しては、おそらく映画予告編依存症とでも呼ぶべき深刻な病気だと自己診断しているし、危惧すべきことではあるだろうね。
ぼくは物心ついた頃から映画の予告編というものが大好物だったので、すでに幼少期から映画予告編依存症の種は多分に抱えていた。ただ、予告編というものがあくまで“予告編”という個別の作品として成り立っていることがまず前提にあり、それを適度に楽しめるうちは、まだ依存症ではないであろう。
けれど、昨今の映画予告編あるいはプロモーションの過度な供給は、映画予告編愛好家に悪影響を及ぼしているのではないのかと考える。
つまり、近頃の予告編は予告編という規範というか趣を犯した単なる情報垂れ流しのネタバレになっていやしないか?ということである。もちろんすべてではないけれどね。
というわけで、ウダウダとくだらない独り言を吐き出しつつも、結局は予告編を観てしまい、今回も最後にはティザー映像を取り上げることは言うまでもなく、それはぼくが重度の映画予告編依存症だからに他ならない。
興味のある方、あるいは映画予告編依存症の方は、このティザー映像をリピート再生しつつ、本日夕方くらいには公開されるであろう本予告編を期待していただきたい。
では、禁断症状が出る前に、ぜひどうぞ。
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