ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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恐怖のテレビドラマ・シリーズ、『チャンネル・ゼロ』(Channel Zero)が!!!

「ねえねえ、子供の頃にやってたさあ、キャンドル・コーヴっていうテレビ番組のこと、覚えてる?」

 

恐怖のテレビドラマ・シリーズ、『チャンネル・ゼロ』(Channel zero)が!!!

image source : Channel Zero – Show | Syfy

 

アメリカの都市伝説サイト、http://www.creepypasta.com/ にインスピレーションを受けて制作された恐怖のテレビドラマ・シリーズ、「チャンネル・ゼロ」(Channel Zero)が、アメリカのケーブルテレビ・チャンネル「Syfy」(サイファイ)で、ついに放送開始となる。

 

 

余談だが、このケーブルテレビ・チャンネルの名称Syfyは、以前は「The Sci Fi Channel」、略して「SCI FI」(サイファイ)と呼ばれていたのだが、略称の発音だけを残して「Syfy」という表記に変更になっている、実に余談だが。

 

さて、このドラマは一シーズンが六話から構成されており、十月から放送が開始されるシーズン1は『キャンドル・コーヴ』(Candle Cove)という都市伝説からインスパイアされている。

 

この『キャンドル・コーヴ』とは、1970年代に子供向けの人形劇としてアメリカのローカル・チャンネルで放送されていたテレビ番組だと言われている。当初は『Pirate Place』(パイレーツ・プレイス)といタイトルだったというくらいなので、どうやら海賊たちを描いた物語だったようなのだが・・・、どの子供たちの記憶にもそのテレビ番組の明確な内容が残っておらず、ただ何か奇妙な影だけが薄っすらと潜んでいるのである。

 

一方、ドラマ自体のあらすじであるが、主人公である児童心理学者のマイク・ペインターの兄は、彼らがまだ幼かった1988年のある日に、謎の失踪を遂げる。彼はその謎を調査するために再び故郷の小さな町に戻ってくるのだが・・・、という物語である。

 

では、せっかくなので予告編をどうぞ。

 

 

とある筋の話によれば、このドラマの恐さに比べたら、あの『アメリカン・ホラー・ストリー』(American Horror Story)なんて、『セサミ・ストリート』(Sesame Street)みたいなもんだYO!ということらしい・・・、そりゃあ、恐いだろうなあ。

 

ちなみにこの『チャンネル・ゼロ』は今のところシーズン2までの詳細が発表されていて、次のシリーズは『ノーエンド・ハウス』(The No-End House)という都市伝説をインスパイアしたものだということである。

 

さて最後になったが、個人的にちょっとだけ気になったこと。このドラマのベースとなっている物語の出処、「クリーピーパスタ」という怪しげな都市伝説サイトであるが、この「Creepy Pasta」、つまり「不気味なパスタ」というのは、いったいどんな理由でこんな奇妙なネーミングになっているのだろうか。パスタっていうのは何かのスラングなのかなあ・・・。

 

とまあそんなわけで、『チャンネル・ゼロ』、Check it out !!!

 

 

 

 

月白貉