ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

随筆-ぼくひとりめし

宇宙的恐怖な旧支配者セット - ぼくひとりめし

東京を離れてしばらく、ぼくがまだとある山奥に住んでいる頃、近所には商店の類は無いに等しかった。なおかつ、ぼくは車を運転しないので、食材が欲しくてもおいそれとは買い物にゆけなかった。 それでも、あるものでなんとか工夫して毎日毎日きちんとごはん…

一握の米 - ぼくひとりめし

朝起きてすぐに、何の計画も立てず、ふと思い立ってどこかに出かけたくなることがある。 ありませんか? ぼくはある。 そんな時には、身支度もそこそこに、いてもたってもいられなくてまさに着の身着のままに出かけてしまうことがあるのだが、食べることが何…

特製というラーメン - ぼくひとりめし

朝ごはんと夕ごはんは、ほとんどの場合、自宅で作って相方と食べる。でも、時々はひとりで食べることもあるし、昼ごはんを何処か出先の外食で済ませることもある。 そんなわけで、そういうときには「ぼくひとりめし」なのだ。 とある山の上にある神社の参道…