出雲地方の山中に深い淵があって、そこには「ワンブチヌシ(蜿淵主)」というものがいる。 あるとき、ひとりの農民が馬を引いて淵の前を通りかかった時、淵の中に腰まで浸かった老婆がこちらを向いて「助けてくれ助けてくれ」と言って手をこすり合わせて拝ん…
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