ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-07-01から1日間の記事一覧

足留め布袋【其ノ参】- 松江百景

松江百景、「足留め布袋」の続きの続きを話すことにする。ちなみに前回までのあらすじは書かないので、前回と前々回を読んでいただきたい。 「・・・まあ数日は用事もあったから、休みの日にもう一度そのお家に行ったわけです。 それでね、まあそのお家に伺…

足留め布袋【其ノ弐】- 松江百景

松江百景、「足留め布袋」の続きを話すことにする。 「・・・そしたらね、その数日後になくなってるんですよ、布袋様と猩々が。 だから、あれっと思って、連れがね捨ててしまったんじゃないかと思って慌てて聞いてみたら、いくらなんでもだまってそんな捨て…

足留め布袋 - 松江百景

とある小さなアパートの階段付近に布袋様の像が置かれている。いつもいつも気になっていたので満を持して見に行ってみる。 というわけで、今回の松江百景は「足留め布袋」である。 布袋といえば七福神のメンバーでもおなじみの、背中に担いだ大きな袋と、は…