ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-05-18から1日間の記事一覧

水虎

最近取り憑かれたように河童のことを調べているので、久しぶりに妖怪画を描いてみる。今日の妖怪画は「水虎」。 「水虎十二品之図」という江戸後期の資料の中に、亀のように頭を引っ込める水虎の図が描かれている。 また、鳥山石燕は水虎のことを以下のよう…

美保神社にある鬼女退治の衝立

先日、美保関を訪れた際に立ち寄った美保神社、帰り際にその社務所の横にふと目をやると、なにやら曰く有りげな衝立がさり気なく置いてあることに気が付く。 髪の毛のアンテナがビリビリと唸るので、さっそく近付いてよくよく見てみる。 その衝立には全面に…

ぼくと、河虎と、ラフカディオ。

「ぼくと、むじなと、ラフカディオ。」の扉絵、河虎といっしょバージョンを作ってみたのである。 絵巻物的に説明すると、左端がぼくで、真中が河虎で、右端がラフカディオである。 天狗といっしょバージョンも作りたいと願う、今日このごろである。 // 河童…