ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-09-04から1日間の記事一覧

湖の向こうにいるもう一人のぼくを撮ったけれど、その姿はあまりにも遠かった日記。

二年前の夏、ちょうど今頃、ぼくはある日思い立ってこの湖を歩いて一周した。 距離としては約50キロほどあるらしい。 この場所から湖の対岸がはっきり見えることは、一年のうちでもあまり多くはない。二年前の夏のあの日、対岸はモヤモヤと煙ったように霞ん…