ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2016-04-22から1日間の記事一覧

佐比売山黒雲坊(サヒメヤマコクウンボウ) - 『新日本妖怪事典』 -

石見国と出雲国の境に聳える三瓶山には、「佐比売山黒雲坊(サヒメヤマコクウンボウ)」という妖怪がいる。 天候のすぐれない日、三瓶山の頂あたりに山を覆うような巨大な人型の影が現れて山を叩き地を鳴らすという怪異で、この姿を見たものは三日三晩高熱を…