夏の終わりに読んでおきたい、本当はまだある恐い話のまとめ。

ぼくはこの2016年の夏に、ふと思い立って数多くの怪談めいた物語を書き連ねてみた。 本当は『八月怪談』、あるいは『ネオ怪談』と題して八月中に毎日必ずひとつの怪しげな物語を創作しようと考えていた。 けれど途中からその括りはどうでもよくなり、毎日でもなくなり、それでもまあなんとかかんとか、けっこうな数の…