午後0時なので、誰かしら読むであろう、本当は怖い普通の階段の怪談。

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。まあ、いまは午後0時、昼の日中ですから、もうすでにお読みのことと思いますがね。 店長の名前は伊坂ユカ、ご亭主の名前は伊坂ダイキ、二人ともぼくより少し年上で、ユカさんが働くこのカラオケボックスで、ダイキさんがアルバイトを始めたことが馴れ初め…