ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
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葉脈
かつてぼくには、とてもとても背の高い、やさしいともだちがいました。 でもそのともだちはある日、巨大なノコギリのような機械で、腰のあたりをギリギリと切られて、たくさんあった大きな腕もハリハリと切り落とされて、その背の高い体と、たくさんの大きな腕は、どこかへ連れて行かれてしまいました。後に残ったのは、そ…