大友克洋の『AKIRA』を匂わせるSF短編アニメーション、『POWER HUNGRY』。

ずいぶん昔の話だが、ぼくは海外輸入専門の映像ソフトを取り扱う店で働いていたことがある。 店の雰囲気をイメージで言うと、トニー・スコットが監督、そして脚本をクエンティン・タランティーノが手掛けていた『トゥルー・ロマンス』(True Romance)で、クリスチャン・スレーターが演じる主人公のクラレンス・ウォリーが…