ポケモンが見えるサングラスGO

夜明けを少し過ぎたある夏の日の朝、目を覚ますと、ベットの隣で香澄がうつ伏せになって、苦しそうにカタカタウーウーと音を立てている。 どうやらいつもの偏頭痛が激しく襲いかかってきているようで、身動きはまったくしないが、体内のモーター音だけが唸りを上げているようだった。 「ねえ聡、きょう、もう少し横になっ…