午前0時の鐘がなり、誰も読むはずがないけれど、本当は怖い階段の怪談、草木も眠る続きへようこそ。

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。まあ、もう午前0時ですから、草木も眠りますし、誰も読んでいるはずがありません。 「電気・・・スイッチ・・・付け直してみたら、どうかな・・・。一回消して、また付け直してみたら・・・。」と、思い付きでぼくが小さな声を発した。静寂が怖かったから…