午前0時になったので、誰も読まないのは承知だが、本当は怖い階段の怪談、その続きが愛おしい方へ。

まだ前の話をお読みいただいていない方、この話には前があります。まあ、もう午前0時ですから、誰も読んでなどいないはずですがね。 部屋の天井の蛍光灯は、パチ、パチパチパチ、パチ、パチパチ、パ、チ・・・、という不規則な音を奏でながら、一本が三十秒か一分かほどの間隔で、着実に消えてゆく。正直に言うと、その時…