透明スライムベス

夢とか希望とか幸せとか、まあ言葉としてそんな具体的なものではなくとも、そういうぼんやりとした光の道筋みたいなものに関しては、ぼくはぼくなりに考えているし、手探りではあるが、きちんと這いつくばってそこを歩いている。 悪いけれど、まあべつに悪くもないけれど、ぼくなりには歩いている。 そう、ぼくなりという…