ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
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片腕の男
「浦島さん、あなたといるとこんな時でも、なんて言ったらいいんだろう、笑いがこみ上げてきます、 嘘の笑いじゃなくて、本当に楽しくておかしくて笑ってしまうときのような笑いが、体の奥の方からグルグル渦を巻きながら上ってくる気がします。」 浦島さんはなくなった左腕の根元を押さえながらクスクスと笑った。 「褒め…