ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ロン・ハワード監督による『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の最新ティザー映像が公開!

つい先日遅ればせながら、遂にギャレス・エドワーズ(Gareth James Edwards)監督による『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(Rogue One: A Star Wars Story)を観たばかりのプティ・スター・ウォーズ愛好家のぼくであるが、まあ以前にも書いた通り、どの程度のプティ愛好度かと言えば、知り合いとの別れの挨拶は「アディオス」ではなく「May the force be with you」だったり、『スター・ウォーズ』の3.75インチ版フィギュアを300体ほど持っていたり、朝飲むのは必ずバンサ・ミルクだったり、街角でPepper(ペッパー)を見かけると「あっ、ドロイドだ。」と口走ってしまったりと、まあその程度ではある。

 

 

ちなみに初めて劇場で鑑賞した作品は1983年公開当時のリチャード・マーカンド(Richard Marquand)監督による『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(Star Wars: Episode VI Return of the Jedi)であるが、当然鑑賞時のタイトルは『ジェダイの復讐』となっていたので、今さら“帰還”とか言われてもどうもピンとこないプティ愛好家でもある。

 

スター・ウォーズ~ジェダイの復讐~【字幕ワイド版】【THX版】 [VHS]

スター・ウォーズ~ジェダイの復讐~【字幕ワイド版】【THX版】 [VHS]

 

 

ところで、配給元が20世紀フォックス(20th Century Fox)からウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(Walt Disney Pictures)になってしまった後、『スター・ウォーズ』シリーズの一番の見せ場と言っても過言ではない、あのファンファーレからのオープニングを観ることが出来なくなってしまったことはご承知のとおりである。

 

スター・ウォーズ』のオープニングは、あのロゴとファンファーレなしには成立しないというのは誰の目にも耳にも明白だと思うのだが、ディズニー側としてはその代わりに、シンデレラ城みたいなディズニーのオープニングは一切無しというスタンスを採ったようで、今後も『スター・ウォーズ』作品に関しては一貫してその対応を採るらしいけれど、 20世紀フォックスのファンファーレがない『スター・ウォーズ』のオープニングなんて、単なる鶏の唐揚げを油淋鶏だと言い張っているようなものではないのかと個人的には思ってしまう。

 

そしてもうひとつ、ディズニーになってからの『スター・ウォーズ』事情で顕著なことが、無駄だと思えるほどスピンオフ作品に力を入れてゆくらしいということである。もちろん本筋の『フォースの覚醒』(Star Wars: The Force Awakens)の続編として『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(Star Wars: The Last Jedi)が2017年12月遂に公開され(ぼくはまだ観ていないけれど・・・)、スピンオフ作品に関しても前述の『ローグ・ワン』を皮切りに、今年2018年5月に公開が予定されている『ハン・ソロスター・ウォーズ・ストーリー』(Solo: A Star Wars Story)、そして2019年5月には再び本筋の『スター・ウォーズ/エピソード9』(Star Wars: Episode IX)、さらに2020年には『ボバ・フェット/スター・ウォーズ・ストーリー(仮)』と、毎年1本のペースでの『スター・ウォーズ』作品の公開が予定されている。

 

 

ちなみに『ハン・ソロスター・ウォーズ・ストーリー』の公開日に関しては、全世界が軒並み5月後半なのに対して何故か日本だけが一ヶ月遅れの6月後半となっている、なんでだ?

 

さて、公開も迫ってきている本作品に関してはいよいよ本格的なプロモーションが開始されており、ぼく個人としてはちょっと目を離していたすきに最新のポスター・ヴィジュアルが公開されていたり、ティザー映像なども公開されていて「ワオっ!」となったので、きょうは最後にそのティザー映像を取り上げたい。

 

 

思えば当初はクリス・ミラー(Christopher Miller)とフィル・ロード(Phil Lord)の共同監督で制作が進められていた本作品だが、結局二人が途中降板して御大ロン・ハワード(Ronald William Howard)が監督を務めている。

 

また俳優陣も、ウディ・ハレルソン(Woody Harrelson)、フィービー・ウォーラー・ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)、アルデン・エーレンライク(Alden Ehrenreich)、エミリア・クラーク(Emilia Clarke)、ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)、そしてチューバッカ役のフィンランド人で身長が209cmのヨーナス・ヴィルヤミ・スオタモ(Joonas Viljami Suotamo)などなど、なかなか注目すべきものがある。

 

 

個人的には本作品に関して、それほど観る気満々でもなかったので、違った意味で事前情報に目を向けていなかったけれど、ロン・ハワードが監督をしているのであれば少しだけ見る価値はありそうかなと密かに思っている。

 

とまあそんなわけで、最後に公開されているティザー映像を取り上げておくので、『スター・ウォーズ』愛好家、あるいは『スター・ウォーズ』は大して好きではないけれどハン・ソロだけは好きだと言う方(まあハン・ソロってハリソン・フォードありきかもしれないけれどね)は、是非にもご覧いただきたい。

 

 

 

 

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